今朝は期待して外を覗いてみたのですが、残念、真っ白です。 すぐ右手の玄岳(くろだけ)から、モクモクとドライアイスの煙のように濃い霧が、丹那の村に押し寄せてきています。 このあと天気は下り坂のようです。 ということで、またまた強力なピンチヒッターの登場。 かわいいメジロやウグイスの写真を送ってくれた高知のKNさんから、暑中見舞いメールとともに、珍しい写真が送られてきました。 「連日の猛暑ですが、めげずに夏を満喫なさっているご様子、何よりです。 小生、近年は夏に弱いのですが、夏バテには枝豆が良いというので心がけて食べていると、確かに前よりは調子が良いようです。 さて、久々に写真をお送りします。今回は野鳥ならぬタヌキです。 昨日の朝、野菜屑を捨てに庭に出ると、鳥の餌台の所にタヌキが来ていました。毎日捨てるリンゴの芯が必ずなくなっているので、タヌキが来て食っているのだろうとは思っていたのですが、はっきりと見たのは初めてです。大きさはネコぐらいだったから、まだ子どもかもしれません。 早速、写真を撮ったりしていると、見ている目の前でパタリと倒れて動かなくなってしまいました。どこか具合でも悪いのかと近寄って見ると、まるで死んだような格好で伸びています。 でもよく見ると、目は開いており、警戒するのでもなく寝そべってくつろいでいるような表情です。 そこで、リンゴの芯を与えようと差し出したら、起き上がってトコトコと数メートル逃げると、またパタリと倒れ、少しして山へ帰っていきました。 その時は「変なことをするタヌキだ」としか思わなかったのですが、これぞ世間でいう『狸寝入り』ではないかと後でハタと気が付いたのです。 もしそうだったのなら、これはよいものを見物できたと喜んでいます。」 いや〜あ、おもしろい!!! ほんとうに『狸寝入り』というのがあるのですね。 KNさん、貴重な写真をありがとうございました。