間もなく二人目の孫のソウ君の誕生日です。そのお祝いにと一念発起、木のおもちゃ作りに挑戦しました。まずは製作事例の参考書の購入から → くわしくはこちら蒸気機関車、炭水車、客車3両(うち1両は郵便車)大きさは機関車、炭水車で約30センチ、客車1両が約20センチ、全部繋ぐと約90センチお人形さんをのせて遊べるように、客車の屋根は接着してありません。郵便車のドアーはスライドします。「ちょっと自慢の工夫箇所」機関車の先頭にはスカートと呼ばれる、障害物を跳ね飛ばす構造になっています。設計図には無かったのですが、ここを取り外しができるようにして、連結器を作りました。こうしておくと、ここに車両を繋いでバックで走ることができます。仕上げはいつも使っている安全な「天然桐油(タンオイル)」を塗りました。製作に取りかかってみると、これまでの家具作りとは要求される精度が一桁違います。家具だとせいぜい1ミリの単位で狂っていなければ、なんとかつじつまが合います。しかし今回の作品レベルになると、0.1ミリならなんとか我慢できますが、0.2ミリ違ってしまうと、接合部に違和感が生じます。人間の目や手はわずかな段差や隙間にとても敏感ですね。やむを得ず、いくつかの部品は作り直しをしました。また、これを機会に工具も新しく買い揃えました。大物は精密カット用の電動丸ノコと、垂直に穴をあけるためのボール盤です。左が新しく購入したモノ。ちょっと小振りで造りがしっかりしています。そのほか精密カット用のノコギリも揃えました。手前の小さいのが精密造作用というような訳で、小さなものですから材料費はしれたものですが、設備投資にン万円もかかってしまいました。償却のために、当分はせっせとおもちゃ作りに励むことにしましょう。「ここだけの話」じつは大きな間違いをしてしまいました。炭水車の前後の向きです。実物のSLでは、前部の方が背が高かったような記憶がありました。確認もせずに台車に接着してしまいました。本を見ると逆でした。慌ててネットで実物のSLの写真を探してみましたが、炭水車がはっきり写っている写真は少なく、しかも前後で極端な違いはありません。しっかり接着してありますから、無理に剥がそうとすると木が割れてしまうでしょう。気にしなければどうということもないので、このままにしておきます。さて、今月24日がソウ君の誕生日。作っては見たけれど、満1歳でこのおもちゃは時期尚早。これはちょうど武者人形のように、飾って大人が喜ぶものですね。なにか手で持って遊べるもっと簡単なものが良かったですね。