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今日の富士山
梅雨の合間の快適セーリング
雨は降っていませんが、曇り空です。ということで、6/13,14の重須での様子です。・・・・・・6/13朝の7時半にTKさんから電話です。これから重須にアジ釣りに出かけるけど、都合はどうですか?とのお誘いです。天気は、日曜はダメだけど金土は雨は降らない、との予報です。たまたま前日に、すぐ近くに住むSSさんに、いちどヨットに行きませんか、と話したところだったので、連絡を取ってみると二つ返事でOK。急いで準備をして重須に出かけます。10時前に重須に着いてみると、TKさんはすでに船の上でアジ釣りを始めていました。SSさんを紹介して10:30出航です。どうも富士山に雪が積もったようです、てっぺんが真っ白になっています。6月なのに珍しいですね。YHを出るとほどよい西風、富士山方向に向かってセーリング開始です。太陽が照りつけて、まるで夏のよう、とても梅雨の合間とは思えません。西に行くにつれてだんだん風と波が強くなってきますが、波を冠るほどではありません。大瀬崎の手前でUターンして、12時過ぎに重須に帰ってきて昼食です。持参の手作りビール(ビター)で乾杯!2時過ぎにタコ釣り名人(?)Zさん登場です。前回のタコは → こちら岡崎ヨット40ft 大きなきれいなヨットです。船齢10年になるというのを聞いてびっくり、メンテナンスがいいのですね。なんと今回も大きなタコを釣り上げてきて、バケツの中に入っていました。塩水でよ〜く洗ってからいよいよ解体、さすがに4匹目ともなるとZさんの手つきに迷いはありません。すっかり内蔵を抜かれてしまって情けない姿、まさに腑抜けです。いよいよ熱湯に浸けますが、美しいゆでダコに仕上げるために、ここでもZさんの手練が冴えます。さっと茹でただけですから、外は柔らかく、中はレア、歯ごたえがたまりません。SSさん持参のAUS産赤ワインをあけて、またまた今回も大宴会です。気がついたら大きな足を4本も平らげていました。夕方にはKTさん釣りを再開、アジの大漁です。数えてみると40数匹も獲れていました。夕食はいつもは鍋物なのですが、今回は珍しく外食です。YHそばの飯屋で、いいちこを飲みながらSSさんの珍しい話を肴に、楽しい夜が更けていきました。・・・・・・6/14朝露でしっとり湿っています。今日もいい天気になりそうな夜明けです。TKさんは、さっそくアジ釣りです。短い間でしたが、8匹ほど釣り上げました。今日は朝から参加のKKさんも加わって4人でクルージングです。昨日よりずっと穏やかで快適なセーリングを楽しみました。昼食を大瀬崎の桟橋でとるつもりで向かってみると先客がいました。昨日タコをいただいたZさんの船です。横抱きにしてもらって、さっそく宴会です。いつもおいしい料理を作ってくれるKKさん、今日はドライカレーでした。Zさんからは壷に入ったお酒の差し入れです。竹で作ったお茶席で使いそうな小さな柄杓で掬って注ぎます。昨日のタコ、一日置いたほうがさらに柔らかくなっていて、冷酒にぴったりです。よ〜く冷えていて口当たりがいいので、ついついグラスが空になります。2時間ほどのんびり過ごして、桟橋を離れてみるとかなりの東風(向かい風)です。さいわい大きな波はないので、ずっとセーリングで帰りました。途中一度だけ大きなスプレーを冠って、運悪くSSさんが被害に遭いました。YHに18時帰港、梅雨の真っ最中にもかかわらず、天気と美味しいものに恵まれ、愉快な仲間たちと一緒にたっぷり楽しんだ2日間でした。色白のSSさん、すっかり日焼けして真っ赤になっていました。TKさんは、アジ釣りをもう一日楽しもうと、ヨットに連泊です。 -
今日の富士山
GW 重須〜宇久須クルージング
重須〜宇久須 合同クルージング5/02仲間4人がTKさんの熱海の別荘マンションに集まって、すぐ目の前のスーパーへ買い出しです。ビール好きのNAさん、「これでもか〜」とばかりに缶ビールを買い込みます。なにしろ3日分ですから、半端ではありません。(それでも足らず、3日目に宇久須でまた買い込みました)まずは温泉でゆっくり温まって、前夜祭と称して宴会(いつものパターンです)夕方までしつこく雨が降っていましたが、明日からは回復との予報を信じて眠りにつきます。5/03今回は重須から3艇が一緒に出発、前日から出航している2艇と宇久須で合流、計5艇の合同クルージングです。9時出航予定ということなので8時前に熱海を出発です。重須に着くとこれまで見たことも無いほど、船が桟橋に集まっています。船上で朝食をとっているグループも居ます。桟橋の流し台でなにやら人だかり、覗いてみるとZさんが立派なタコと格闘中です。ヨットの係留場所に大きな酒瓶を沈めておくと、酒好きの(?)タコが入ってくるのだそうで、もう3匹目だとか。出航準備をしていると、「あと10分で茹でダコができるよ〜」と声をかけてくれました。待つことしばし、大きな足を1本いただきました。柔らかくて美味しい〜、Zさん、ごちそうさまでした。9時40分出航 3艇の中では一番最初にスタートです。東の風4〜5m、雲に覆われて富士山は見えません。東からの追い風なので、大瀬崎までは北西方向に走り、つぎに南西方向に方向転換して走ります。大瀬崎を過ぎてからは、南に方向転換して横風を受けて快調に走りました。そのうちに、あとからスタートした「とらまる」が追いついてきました。もう一艇の「ハッピーチャイルド」も宇久須港の入り口付近で追いついて、3艇そろって黄金崎公園を海から見物です。予定よりずいぶん早く14時過ぎには宇久須港到着。いつもの岸壁に並んで係留、手前にオレンジ色のタグボートが停泊中です。民宿「マルカ」は今回で2回目での宿泊です。ここのご主人は、海の漁師と山の猟師の資格を持っています。山で鹿が増えて困っているとかで、毎年春には県から委託されて鹿撃ちに出かけているそうです。TKさんは薫製を作るのが上手で、前回もらって帰った鹿肉を薫製にして、お土産に持ってきました。「レイサンタ」「ホープ」も到着して、夕刻6時から海鮮焼きの「かねじょう」で、13名で楽しく愉快な大宴会となりました。5/04夜明けの宇久須港 雲がありますが天気はよくなる方向とのこと出航前に全員で記念撮影9:40 宇久須港を出航 今日も東の風富士山がきれいに見えて、一同大感激「レイサンタ」「ホープ」の2艇は駿河湾を横切って用宗港へ、もう一日クルージングです。我々3艇は、昨日と同様大瀬崎までは横からの風を受けて快調に走ります。ところが大瀬崎を曲がる辺りから、ますます東の風が強くなり一面の白波です。今度は真向かいの風を受けて走らなければなりませんから、たいへんです。なんども頭から潮を被り、ようやっとのことで重須に帰り着きました。大瀬崎から重須まで、ジグザグとタックを繰り返しながら、なんと3時間もかかって、到着は3時を過ぎていました。宇久須から5時間半もかかったことになります。ということで、写真は一枚もありません。先に帰り着いていた「とらまる」「ハッピーチャイルド」と『反省会』と称するミニ宴会を開いて、楽しくてちょっとたいへんだったクルージングを終えました。今回のクルージングは、往きも帰りもずっと風が吹いたので、エンジンをほとんど回さず、セーリングだけで走ることができました。これは、とっても珍しいことで、みんな大満足でした。「とらまる」に乗って一緒にクルージングしたビーグルの『ビー』ちゃん。