重須〜宇久須 合同クルージング
5/02
仲間4人がTKさんの熱海の別荘マンションに集まって、すぐ目の前のスーパーへ買い出しです。
ビール好きのNAさん、「これでもか〜」とばかりに缶ビールを買い込みます。
なにしろ3日分ですから、半端ではありません。(それでも足らず、3日目に宇久須でまた買い込みました)
まずは温泉でゆっくり温まって、前夜祭と称して宴会(いつものパターンです)
夕方までしつこく雨が降っていましたが、明日からは回復との予報を信じて眠りにつきます。
5/03
今回は重須から3艇が一緒に出発、前日から出航している2艇と宇久須で合流、計5艇の合同クルージングです。
9時出航予定ということなので8時前に熱海を出発です。
重須に着くとこれまで見たことも無いほど、船が桟橋に集まっています。
船上で朝食をとっているグループも居ます。
桟橋の流し台でなにやら人だかり、覗いてみるとZさんが立派なタコと格闘中です。
ヨットの係留場所に大きな酒瓶を沈めておくと、酒好きの(?)タコが入ってくるのだそうで、もう3匹目だとか。
出航準備をしていると、「あと10分で茹でダコができるよ〜」と声をかけてくれました。
待つことしばし、大きな足を1本いただきました。
柔らかくて美味しい〜、Zさん、ごちそうさまでした。
9時40分出航 3艇の中では一番最初にスタートです。
東の風4〜5m、雲に覆われて富士山は見えません。
東からの追い風なので、大瀬崎までは北西方向に走り、つぎに南西方向に方向転換して走ります。
大瀬崎を過ぎてからは、南に方向転換して横風を受けて快調に走りました。
そのうちに、あとからスタートした「とらまる」が追いついてきました。
もう一艇の「ハッピーチャイルド」も宇久須港の入り口付近で追いついて、3艇そろって黄金崎公園を海から見物です。
予定よりずいぶん早く14時過ぎには宇久須港到着。
いつもの岸壁に並んで係留、手前にオレンジ色のタグボートが停泊中です。
民宿「マルカ」は今回で2回目での宿泊です。
ここのご主人は、海の漁師と山の猟師の資格を持っています。
山で鹿が増えて困っているとかで、毎年春には県から委託されて鹿撃ちに出かけているそうです。
TKさんは薫製を作るのが上手で、前回もらって帰った鹿肉を薫製にして、お土産に持ってきました。
「レイサンタ」「ホープ」も到着して、夕刻6時から海鮮焼きの「かねじょう」で、13名で楽しく愉快な大宴会となりました。
5/04
夜明けの宇久須港 雲がありますが天気はよくなる方向とのこと
出航前に全員で記念撮影
9:40 宇久須港を出航 今日も東の風
富士山がきれいに見えて、一同大感激
「レイサンタ」「ホープ」の2艇は駿河湾を横切って用宗港へ、もう一日クルージングです。
我々3艇は、昨日と同様大瀬崎までは横からの風を受けて快調に走ります。
ところが大瀬崎を曲がる辺りから、ますます東の風が強くなり一面の白波です。
今度は真向かいの風を受けて走らなければなりませんから、たいへんです。
なんども頭から潮を被り、ようやっとのことで重須に帰り着きました。
大瀬崎から重須まで、ジグザグとタックを繰り返しながら、なんと3時間もかかって、到着は3時を過ぎていました。
宇久須から5時間半もかかったことになります。
ということで、写真は一枚もありません。
先に帰り着いていた「とらまる」「ハッピーチャイルド」と『反省会』と称するミニ宴会を開いて、楽しくてちょっとたいへんだったクルージングを終えました。
今回のクルージングは、往きも帰りもずっと風が吹いたので、エンジンをほとんど回さず、セーリングだけで走ることができました。
これは、とっても珍しいことで、みんな大満足でした。
「とらまる」に乗って一緒にクルージングしたビーグルの『ビー』ちゃん。