5/24いよいよ2泊3日の九州への輪行の旅出発です。予報では、九州地方は好天が続きそうなので、安心です。熱海発06:45 横浜、京急で羽田空港着08:47 日曜日ということもあってでしょうか、思った以上に順調に到着。朝家を出る時からすこし雲行きが怪しかったのですが、茅ヶ崎あたりから降っていて、空港も雨に濡れています。カウンターでBromptonを預けますが、自転車の場合は「免責同意書」にサインが必要です。これは、輸送時に万一どこかがおかしくなっても文句は云いません、という約束事です。カウンターのお姉さんはもちろんのこと、バックヤードの方たちも、自転車と分かるととても丁寧に取扱ってくれますから、まず心配はありません。ただし、海外便はこの限りにあらず、だそうです。定刻09:45 → 11:25 大分空港着 いつもKTさんが上空からの富士山を撮影して送ってくれるので、今日こそは写してやろう、と意気込んでいたのですが、残念。今夜の泊りは阿蘇の麓ですが、せっかくだからと「豊後竹田」で途中下車をして、次のバスまでの1時間半の間、町の中を散策することにしました。空港からバスで大分駅前、デパート「トキハ」前から熊本への高速バスに乗換えて豊後竹田へ。空港バスには荷物置き場があって便利です。高速バスではちょっと気がかりだったのですが、何のことはありません、大きなバスにたったの5人。Bromptonも問題無し。(左)空港バス (右)特急バスやまびこ 大分→熊本トキハで仕入れた「カシワ飯弁当」を食べながらの1時間あまり、豊後竹田到着は14:15、さっそくバス停前でBromptonを組立てます。すこし曇っていますが、雨の心配はなさそうです。もらったパンフレットによると、竹田には石橋が56もありました。これは宮瀬橋といって水害を受けて壊されようとしていたのを、市民の要望で場所を変えて復元されたとのこと。たしかに形の良い橋です。殿町武家屋敷 岡藩の上級武士の住んでいた屋敷が残っています。竹田と云えば滝廉太郎、「荒城の月」や「箱根八里」「花」などのほかに、「桃太郎」、「お正月」、「鳩ぽっぽ」、「雪やこんこ」も彼の作品だったことを今回初めて知りました。しかもたった23歳で亡くなったと知って、いっそう感慨深いものがあります。(左)滝廉太郎記念館 (右)廉太郎トンネル(中を歩くと荒城の月や鳩ぽっぽが聞こえてきます)稲葉川沿いを水音を聞きながら、のんびり自転車を走らせます。まさに至福の時であります。JRの豊後高田の駅舎、レトロないい雰囲気です・・・が、だあれもいません。まさに閑古鳥が鳴いている状態です。帰りのバスに乗り遅れてはたいへんです。早々とバス停に戻って、荷造りです。豊後竹田で走った軌跡(NUVI205で記録)t走行距離 7.7㎞ここから阿蘇の麓のホテルの下までバスで輪行です。ホテルの手前のバス停(乙姫)で降りたのが16:45、黒い雲が出てきてなんだか怪しい空模様です。ホテルまで6キロほど、30分と見込んで出発です。57号線は自転車の走れる歩道があって、ゆるい下りで快調に飛ばせます。いよいよグランヴィリオホテル入口から上り坂です。事前にこの坂道のことは調べてあったのですが、延々と2㎞に及ぶ坂道はさすがにキツかったですね。それでも日頃のトレーニングのお陰でしょうか、一度も休むこと無く一気に上ることが出来ました。乙姫からホテルまで6.1㎞ 速度19㎞/hですから立派なものですね。このホテルは元は阿蘇プリンスホテルで、36ホールのゴルフ場やテニスコートを備えたリゾートホテルです。(翌朝撮影)今回の輪行は、大学のクラス同窓会に引っ掛けたものです。いつもは関西や関東で開いていましたが、福岡在住のWくんが幹事を引き受けてくれて、初めて九州で開催です。当初は20名以上の参加を予定していたのですが、次々とキャンセルがでて、結局は13名になってしまいました。ゴルフ組とテニス組、そして私は一人で自転車組です。テニス組は午後一番に着いて、たっぷりと汗を流してきたそうです。ということで友人たちと、まずはゆっくり温泉に入って、みんなで楽しい宴会です。幹事のWくんが、2次会も準備してくれていて、愉快な夜は更けていきました。本日の走行距離 13.8Km・・・輪行(2)につづく・・・こちら