この「函南通信」を読んでくださったことがご縁で知り合った「SUN LUCK」さんが、多比ヨットクラブ主催のサンセットコンサートに招待してくださいました。以前に重須のヨットレースの時に、気付いてくださって写真を送ってもらったことがありますが、SUN LUCKさんとお会いするのは今回が初めてです。多比ヨットクラブは、沼津市多比(たび)に在り、重須とは淡島をはさんでちょうど対岸になります。ヨットレースのときのスタートライン、赤灯台と白灯台の白灯台の付け根です。 重須のヨットレース → こちら白灯台の先、淡島との間に遠くかすかに見えるのが重須ヨットハーバー。夕方6時開演ということなので少し余裕をみて出かけました。韮山辺りで雨がぽつぽつと降り出し、ちょっと心配しましたが、着く頃にはおさまっていました。HPによると、「多比ヨットクラブ」はたいそう歴史があって、この界隈では最古のヨットクラブだそうです。しかもメンバーの皆さんの出資で、立派なクラブハウスを所有しています。玄関横にはちょっと珍しいモニュメントが・・・ 多比漁港、たくさんの漁船の先にポンツーン(浮き桟橋)があり、ヨットが係留されています。SUN LUCKさんは、このクラブの主要メンバーのお一人で、コンサートの設営や受付、そして司会進行と大忙しでありました。受付で会費を払うのですが、我々夫婦はご招待ということで、無料にしてくださいました。缶ビールと記念品(セラミック製の小鉢)をもらった上に、ポケットティッシュの「つかみ放題」 男性は片手、女性は両手!!!さらに小鉢の中に数字を書いたカードが入っていて、コンサートの終盤に福引き大会、とてんこ盛りの大サービスです。(じつは福引きにも当たってしまい、トイレットペーパー1年分!をいただいて帰りました)真ん中が乗せてもらった『SUN LUCK』艇、演奏の行われるポンツーンの正面です。クラブの会長さんのご挨拶、クラブのメンバーだけではなくて、近隣にお住まいの方々も招待なさっているとのこと、地域にしっかり根ざした活動をなさっているようで、さすが歴史のあるクラブですね。お隣が司会進行のSUN LUCKさん。演奏はアマチュアバンド『JBサウンド』 メンバーにブラジル人の方も混じっているのでしょうか、ボーカルも交えながら心地好いラテンナンバーが始まりました。キエンセラ、コーヒールンバ、マシュケナダ、ベサメムーチョ、イパネマの娘・・・なつかしいラテンナンバーが続きます。船の上では、サンラック艇のメンバーさんがご持参くださったおつまみがところ狭しと並んでいます。 2部になるとすっかり辺りも暗くなりました。そしてサンバと云えばお約束、ゴージャスな、そしてかわいい踊り子さんも登場です。思いがけずマリンイラストレーターTadamiさんの登場です。彼は船の雑誌『舵』に素敵なイラストを描いていて、私も大ファンです。なんでも、学生の時にはヨットに乗っていたそうで、ヨットマンになるか、イラストレーターになるか、大いに迷ったそうであります。明日の『タモリ茶碗(カップ)’09』の取材とかで、『舵』の編集者といっしょに隣のヤマハマリーナの前夜祭に来たついでに立ち寄ったとのことでした。3部では、いよいよ宴は盛り上がり、みなさん一緒に踊りだします。夕方の雨もそれっきりになり、涼しい風に吹かれながらのコンサートは楽しく過ぎてゆき、9時過ぎにお開きとなりました。楽しいコンサートの夕べ、サンラック艇のみなさん、ほんとうにありがとうございました。また海の上でご一緒できる日を楽しみにしています。SUN LUCKさん、すばらしい機会を与えてくださり、心から感謝いたします。コンサートの運営、ほんとうにご苦労様でした。<追記>さきほど、SUN LUCKさんに電話でうかがったところ、『タモリ茶碗』レースは雨の中行われたそうで、サンラック艇も全員びしょ濡れになりながら頑張ったそうです。『タモリ茶碗 ’09』レースの様子 SUN LUCKさんのレポート → こちら