ようやく夏らしくなってきたので、セーリングを楽しもうと仲間4人で集合です。
東京からのMMさんと、伊東からのGBさんを8時に函南駅にお出迎え。
いつもは伊東で一緒に乗っているGBさんは、重須は今回初めてです。
カラリと晴れた夏空を期待していたのですが、どんよりと曇空です。
YHは満員かと思いきや、天気のせいでしょうか、ポンツーンも半分しか埋まっていません。
自転車仲間のOKさんが自慢の新車と登場です。
さっそく新車を囲んで、あ〜だ、こ〜だ。
聞いてみると三宅島へ遠出する「とらまる」艇に、自転車と一緒に乗り込んでクルージングを楽しみ、宇久須か土肥で降ろしてもらって、海沿いの道をサイクリングで重須に帰って来るとのこと。
う〜ん、おもしろいですね。電車やバスでの輪行はよくあることですが、ヨットで輪行とは、日本広しと云えども、経験者は多くないでしょう!!!
9:40出航、一面にモヤがかかっていて、風はまったくありません。
それでも形だけはセールを上げて、いつものように「カンパーイ!」です。
まったくの無風状態なので、漂流しながらの宴会ヨットです。
料理の得意なオーナーのKTさん、あいにくとここ数ヶ月はダイエット中で、カロリー制限、節食路線を邁進中です。
ということで、我々はスーパーで買い込んできたツマミとビール&ワインで、勝手に宴会です。
気がつくと北の方の空から爆音が近づいてきます。
モーターハンググライダーとでもいうのでしょうか、沼津の方から飛んできました。
この頃からようやく西の空が晴れてきて、青空が見えだし、それにつれて西風が吹き出しました。
オーストラリアに居る時は、毎週セーリングをしているというGBさんの指導で、久しぶりにスピンを揚げることになりました。
重須ファミリーレースの時には、うまく揚がらずに失敗した思い出があります。
さすがに慣れているだけあって、うまいものです。
きれいなシェープを作って、船は快走します。
ふと陸地を見ると、沼津アルプスの上にまるで笠雲です。
ひとしきりスピンでの走りを楽しんで、次はジブセールでの観音開きです。
この時にも、スピンポールを使う方法を教えてもらいました。
今回は追い風のときのセーリングをおおいに楽しめました。
GBさん曰く、「練習あるのみですよ」
まさにおっしゃる通りです。我々はろくに練習もしないで、ぶっつけ本番でレースに臨むから、焦って失敗してしまうのですね。
ということで、16:00帰港です。
明日からお盆で大阪行きのMMさんを熱海駅に送って、例のごとく3人はTKさんの熱海の別荘マンションへ。
マンションのすぐ前に在る大型スーパーで、食料とワインを買い込んで、温泉の後はいつものように・・・2本目のワインが無くなる頃には、3人とももう夢の中、楽しい一日が暮れてゆきました。
じつは翌日も、総勢12名のゲストを迎えて、重須でセーリングの予定なのです。