11/15 伊東サンライズマリーナ クラブレース朝からよく晴れています。わが家のあたりでは、風もなく穏やかな様子です。マリーナに着いたのが9時ちょうど、天気はいいのですが風が強く、沖合には白い波が見えます。今回のレースは、我がアイオイ艇が当番で、コミッティを努めることになっています。いつものメンバーの都合が悪く、今日はオーナーのKTさんと、Tさん、そして私の3人だけの出席ですが、レースの運営は慣れているマリーナの関係者が助けてくれますので、なんとかやれそうです。クラブハウスでは、すでにレースの説明会が始まっていました。問題は、風です。本部艇が実際に沖に出て、様子を調べてから実施の可否を決めることになりました。やれそうならマークを沈めてきます。黄色い大きなマークを積み込んで、KTさんとTさんが乗り込んで出かけます。私は岸から様子を見ることになり、カメラを持って、建物の2階に上ります。港を出てすぐにマークを一つ下ろしたので、これは大丈夫なのかなと期待していました。つぎに初島方向に走っていったのですが、どうもマークを下ろしたようには見えません。後で聞いたところによると、激しい波で全身びしょ濡れになっていたそうで、これではレース開催はムリ、と決断したそうです。しばらくして、船が帰ってきて中止が決定です。陸の天気はポカポカ陽気で、観光客も大勢きていて、「あったまりーな」を楽しんでいます。そうこうするうちに、つい最近にフランスから回航してきたレース艇「Son of Bacchus」が試乗会をしてくれるとの知らせです。オーナーのHさんとは、先代の「Son of Bacchus」時代からの顔見知りです。我が「アイオイ」艇とレースのたびに競ってきたライバルです。(ホームポートはスパ・マリーナ熱海)新しくフランスで購入して、日本まで5ヶ月もかけて回航してきたそうです。アーシャンボー(Archambault)A-40 遠くから見ると、それほど大きさを感じませんが、さすがにレース艇、マストが高いですね。詳しくは → こちら でA-40をどうぞ 内部は至ってシンプルです。ゲストが6人、乗せてもらって出港です。沖合は白波が立っていますが、岸に近いところは、波はさほどでもありません。それでもメインセールだけで、ゆうに8ノットを超えるスピードですが、わずかにヒールするだけで安定しています。伊東港とマリーナ沖を行ったり来たり、30分ほど快速セーリングを楽しみました。レースは中止で残念でしたが、「Son of Bacchus」でセーリングできたので、良しとしましょう。帰りには3人で網代の「大次郎丸」に寄って、おいしい魚をいただきました。