- ヨット・セイリング
6/03〜04 熱海〜伊豆大島クルージング(その2)
二日目も穏やかな天気で、素晴らしいセーリングを楽しむことができました。 7時から朝食、小ぶりのサンマの干物がとくにおいしかったですね。 港までクルマで送ってもらって船に着いてみると、ずいぶん船体が浮き上がっています。 潮が満ちて昨夕から70センチも水位が上昇しています。 荷物を積み込み出発準備を終える頃に、大島丸が出港して行きました。 長い汽笛を鳴らしたので、ちょっと変だな、と思ったのですが、港の出口の岸で一列に並んだ生徒たちが白い帽子を振っているのを見て納得です。生徒たちが航海実習に出発したのでしょう。 我々も準備を終えて8:30に出港です。 今日も時計回りで、大島の西側を走ります。 うまいぐあいに南西の風が吹いています。少し追い風です。 ただし潮流の関係で、エンジンも回すのですが、対地速度が3~4ノットしか出なくて、なかなか北へ進んでくれません。 大島の北端を越えるまでに、おおかた3時間半もかかりました。 潮目の変わるところになんだか不気味な波が立っています。 そしてようやく潮の流れに乗ると、こんどは斜め後ろからの風を受けて、凄いスピードで走りだしました。 v 時には7ノット以上のスピードです。 初島が見える頃には、完全に南の風に変わっていて、ジャイブを繰り返しながら熱海港に向かいました。 7時間半の航海を無事終えて16:00に帰港です。 ほとんど潮を被っていないので、簡単に水をかけてお掃除は終了です。 今回は往きも帰りもおあつらえ向きの風に恵まれて、快適なセーリングを楽しむことができました。 「ル・パルナス」はとても安定したいい船ですね。 HHさん、お世話になりました。またの機会を楽しみにしています。 大島丸の属している東京都立大島海洋国際高等学校 詳しくは → こちら […] - ヨット・セイリング
6/03〜04 熱海〜伊豆大島クルージング(その1)
GBさんのお友達(愛媛県の佐多岬にお住まい)Aさんが遊びに来たというので、バイク仲間のHHさんのヨットで伊豆大島へ出かけました。 素晴らしい天気にめぐまれて、今回も快適で美味しいセーリングを堪能しました。 8時少し前に熱海のマリーナに着くと、HHさんはすでに準備を整えて待ってくれています。 しばらくして、GBさんと彼の友人のAさんも到着です。 8:30 出港 振り返ると熱海の街に陽が当たって素晴らしい光景です。 まさに『東洋のモナコ』 この話題でしばし話は盛り上がります。 熱海から伊豆大島の波浮港まで、約35マイル、7時間前後と見込みます。 幸い風も北東の風、快調に走ります。 風も安定しているし、ちょっと早いけれど・・・ということで、BGさんが持参のチュニジア産ワインとスペアリブで、いつものごとく楽しいパーティの始まりです。 HHさんとAさんは訳あってアルコールを断っています。 ということで、私とGBさんは、ちょっと申し訳ないような気持ちですが、一杯飲むとそんなことはすっかり忘れてしまい、おおいに盛り上がりました。 Aさんはリタイアする前には、パプアニューギニアに8年間仕事で住んでいたとのことで、魚釣りも慣れたものです。 残念ながら釣果は無しでしたが・・・ 波浮に近づくにつれて遠く南の島がはっきり見えてきました。 左から新島、鵜渡根島、利島 波浮湾に入るといつものように大島丸が停泊しています。 当初はそのすぐそばに係留するつもりで近づいたのですが、陸から「ここには作業船が入って来るからダメ〜」と声をかけられて、教えられた右手の場所に16:10に無事係留です。 まだ早いのでHHさんの案内で古の波浮のダウンタウンを訪れました。 私はこれまで3度か4度大島に来ていますが、まったく知りませんでした。 一回りして帰って来ると、夕日に影が長く伸びています。 5時過ぎに今夜の民宿「海人(かいんど)」さんがクルマで迎えに来てくれました。 お風呂のあとはお待ちかねの食事です。 […]