朝夕少し涼しく感じるようになって、「納涼・伊豆の滝めぐりサイクリング」を企画して、GBさんと出かけました。
ところがあまりの暑さに、天城峠にようようたどり着いたものの、河津七滝(かわづななたる)まで下って、また帰って来るのは「狂気の沙汰」と云うことで、あっさり計画を変更。
当初予定の10滝は、七滝を省いたので、たったの三滝になってしまいました。
湯の国会館(伊豆市)にクルマを置いて、湯ヶ島を抜けて浄蓮の滝、天城峠で旧トンネルを通り抜けて、二階滝(にかいだる)、湯ヶ島にもどって萬城の滝と巡ってきました。
走行距離 61.0 km 走行時間 3時間37分 平均速度 16.8 km/h
最高速度 51.5 km/h 獲得標高 1,240 m 最大標高差 652 m
9時に伊豆市市営の温泉場、「湯の国会館」で待ち合せです。
今朝も屋根にバイクを積んで南を目指します。
平屋の目立たない建物ですが、おおきな円筒が立っています。
温泉量り売りだそうです。
GBさんと9:15に出発、クルマの少ない旧道を川沿いに南下します。
15分ほどで「明徳寺」、GBさんは入ったことが無いというので案内します。
私は昨年の2月、OKさんと浄蓮の滝へ行った時に立寄っています。
2009-02-21→こちら
売店では、おばさんたちがせっせと草餅を丸めています。
せっかくなので草餅をいただきました。
湯ヶ島を抜けて30分ほどの登りで、浄蓮の滝。
夏休みですね、にぎわっています。
滝壺まで降りていくと、ヒンヤリといい気持ちです。
さてこの後が、たいへんでした。
照りつける陽射しを背中に受けながら、ひたすら登ります。
30分ほどでようやく旧トンネルへの分岐点です。
ここで、休憩しながらGBさんと今後の方針に関して日豪首脳会談。
「河津七滝」へ下っていくのは良いとしても、また同じ道を登ってくるのはいかがなものか・・・
ということで、あっさり方針転換、旧トンネルを抜けた後は、二階滝を見てUターンして新トンネルで湯ヶ島へ戻ることにしました。
つまり河津七滝は省略、ということは 10ー7=3 になってしまいます!!!
ここからが、またもやたいへん、非舗装道路=砂利道です。
しかもときおりクルマが下ってきます。
ようやく旧トンネルの入口に到着。
なかから冷た〜い風が流れてきて、ホッとします。
ところどころにある照明をたよりに、濡れた路面を走ります。
涼しかったのですが、トンネルはどこでもあまり気持ちのいいものではありません。
出たところ、河津側の入口です。
少し下って二階滝(にかいだる)
生い茂った木の間から眼下に見えます。
道路沿いに小さな展望台があって、滝壺に降りていくことはできません。
このあとは新トンネルを抜けて約10㎞、いっきに湯ヶ島まで下りです。
ちょうどお昼時、調べてあった「鈴木屋」へ
「やまあらし丼」 猪肉丼です。ゴボウ、タマネギ、シイタケ、タケノコなどなど、あっさりしていて美味しかったですね〜ェ、大満足。
冷たいお水を水筒一杯に入れてもらって、次は萬城の滝を目指します。
国士峠(510m)への道も、この暑さの中ではなかなか手強いですね。
峠を越えるとワサビの畑がたくさんあります。
稲穂も実っていて、きれいな眺めです。
最後にまたすこしキツイ登りがあって、「萬城の滝」に到着です。
この辺りは雨が降っていたようで、路面がまだ濡れていました。
ここではおばさんが、目の前で擦ってくれる「生のワサビ入りソフトクリーム」がなかなか結構なお味でしたが、写真を忘れてしまいました。
萬城の滝を出発して、クルマの少ない道を選んで帰路につきます。
1時間ほどで湯の国会館に帰り着き、さっそく温泉に入って汗を流しました。
こうしてサイクリングの後にすぐに温泉に入れるのは、なかなかいいものです。
今回は、時期的にちょっとムリがありましたね。
秋になったらもう一度河津七滝に挑戦してみましょうか・・・