梅雨もすっかり明けて、3泊4日の神津島ロングクルージングのはずでしたが、台風6号が急に北へ進路を変えたとのニュース。往きはヨイヨイ帰りはコワイ、になりそうで、涙をのんで稲取に1泊して帰ってきました。<航跡> 往路 28 海里(約 50 km) 復路 21 海里(約 38 km)最終決定は15日の朝でした。往きは問題ないけど、18日の帰りは波と風が強くなっているだろう、との予測で、自重することに決定です。若者4人は、せっかくの休みなので、高速船で神津島へ行くことになりました。ということでヨット組は8名ですが、現役組4人は金曜日はまだ仕事がありますから、サンデー毎日組4人のオジサンで稲取へ向かいます。現役組は、仕事を終えてから夜に電車で稲取の宿へ。スパマリーナ熱海に置いてあるHHさんのル・パルナス号には、TKさんとMTさんが乗船して、いっしょにいくことになりました。当初予定では12名が乗船することになっていたので、食料と飲料の調達もたいへんです。じっさいには、若者4人が乗らないことになって、たくさん余ってしまいましたが・・・10:40 伊東サンライズマリーナを出港。 空気が澄んでいて大室山もハッキリ見えます。振り返ると富士山の頭も見えました。南からの風なのでジグザグに、6〜7ノットの早さで快適セーリングです。ときどきオクスリの補給もしながら、セーリングを堪能しました。16:40 稲取港着岸朝早く熱海を出たル・パルナス号は、すでに係留していて、みなさんは宿に移動した後でした。今日はお祭りとかで、漁船にも提灯が吊るしてあって、町中が賑わっています。宿はいつもの「はまべ荘」 すぐに4階の展望温泉で潮を流していい気持ちです。今夜はル・パルナス号といっしょに、賑やかで楽しい夕食になりました。TKさんの釣り上げたサバを宿で味噌煮にしてもらったのも、食卓に並びました。新鮮なだけに美味しいですね。ル・パルナスに乗ってきたMTさんからは、山形の親戚から送ってきたという豪華な佐藤錦の差入です。そうこうするうちに、8時過ぎには現役組も到着です。彼らは途中で食事を済ませてきたので、部屋に集まって2次会です。窓の外が賑やかだな、とのぞいてみると神輿が前に止まって太鼓や笛で盛り上がっています。さすがに漁師町のお祭りだけあって、みなさん威勢が良いですね。見ているこちらも浮き浮きして、いい気分です。こうして稲取の夜は更けていくのでした・・・つづく → (2/2)へ