お盆も終わって近隣の別荘族もボチボチ引き上げて行きました。
ということで、木工の開始です。
先日作った治具を使って、細工をします。
この治具はアラレ組という木組みのためのものです。
アラレ組 → こちら
木組みの一種で、四隅を凹凸で組み合わせて仕上げる方法です。
この手法を使うと釘を使わずに、接着剤だけでガッチリくみ上げることができます。
江戸時代はノコギリとノミで仕上げたのでしょうが、今はルーターと治具で、素人でもそこそこの物が作れます。
凹凸のステップは、板厚と同じくらいが、見た目がきれいです。
今回は板厚9mmのヒノキですから、凹凸のステップも10mmくらいが適当です。
ということで、10mmステップの治具をプラ板で作りました。
まずは有り合わせの板を使って、試し削りです。
まずまずの仕上がりです。
ということでいよいよ本番、出来上がったのがこちらです。
あとは、底板をはめ込むための溝と、底板の加工をして完成です。
ところで、いったいこれは何のための箱なのでしょうか?
まるで机上に置く書類入れみたいですね。
ヒント:発注元は、最近舟の進水式を行ったTTさん