台風16号におびえながらのクルージングとサイクリングでしたが、幸運にもその隙間を縫って、たいした雨にもあわずに楽しむことができました。
今回のロングクルージング、じつは、いろいろとハプニングがあって、当初計画したものとは大きく異なってしまいました。
まず一番の大誤算は、HHさんの愛艇ル・パルナス号でスパ・マリーナ熱海から伊豆大島に行くつもりが、思わぬトラブルで、船が全治1か月のドック入りになったことです。
そこで急遽計画を大幅変更して、重須マリーナからTKさんのチェサピーク号とYYさんのマックス号で、西伊豆の松崎へ行くことにしました。
そして二番目のビックリは、当日の朝、GBさんから「朝起きると熱があって、リンパ腺が腫れている」という電話です。
残念です。数日前には松崎へ下調べのサイクリングをして、自転車も預けてきてあるのに・・・
そして、さらにハプニングは続くのでした。
9/17
総勢11名が2艇に別れて乗船です。(左:チェサピーク号 右:マックス号)
09:45 TKさんと私、計5名の乗ったチェサピーク号が先に出港。
まったく風がありません。やむなく大瀬崎までは機走です。
大瀬崎を過ぎて南下すると、ほどほどの向かい風、とくに大きなウネリもなく、順調なセーリングです。
お昼過ぎだったでしょうか、戸田沖でタックして土肥方向に走っていた時に、岸寄りを走っていたマックス号から電話です。
三番目のハプニング。
「戸田港近くまで来ているが、エンジンの調子が悪く、このまま松崎に行くのは心配、これから重須に引き返して、6名はクルマで陸路松崎へ行きます」とのことです。
たしかにこれから風も波も強くなって来るかもしれませんから、エンジン不調は事故に繋がる危険性があります。
ということで、チェサピーク号の単独行となりました。
にわか雨の後には虹です。
偏光レンズのついたサングラスを掛けていると、虹はほとんど見えないことを今回知りました。
14:21:36
14:55:49
その後も、ときおり雨が降ったり、風が強くなったり、となかなかハードなセーリングになりました。
宇久須 黄金崎
不気味な雲、この後雨です。
ようやく松崎の町が大きく見えてきましたが、まだここから1時間ほどかかりました。
16:49:39
タックを繰り返しながら 17:40 無事松崎港に到着です。
宿は港から歩いて5分の豊崎ホテル、船の後始末をしてホテルに着いたところへ、タイミング良く陸路のメンバーのクルマも到着です。
まずは温泉で潮を流し、総勢11名で、にぎやかに宴会、部屋に戻って二次会・・・
予報では、台風16号は予想より南の進路を足早に通り過ぎて行くようで、ホッとして眠りにつきました。
9/17〜19 秋のロングクルージング(重須〜松崎)