10/08 さていよいよ神津島へ
雨の心配はなさそうですが、曇が多くて残念。
風は弱く海面は穏やかです。
06:00:30
宿から港を見ると、巨大なクレーン船の陰にアイオイ号のマストが辛うじて見えます。
6時半から朝食。
朝7時過ぎに稲取駅に着く若者4人を宿の車で迎えに行きます。
ついでに昼食のオニギリ24個と氷をコンビニで。
24個も取ってしまったので、オニギリの棚が残り少なくなってしまいました。
予定通り、7:30 宿のご主人やクレーン船の皆さんに見送られて出港
港の外に出てみるとうまい具合に北東の風です。
意外に風が強いので、メインセールだけで充分です。
昨夜遅くまで遊んでいたらしい若者たちは、朝も5時起きですからこの有様です。
途中、大きなウネリがあり、少々ハードな時もありましたが、元気を回復した若者たちは、トローリングでカツオを2匹釣り上げました。
東からの風がずっと吹き続けて、一回もタックをすることなく、まっすぐに神津島まで行くことが出来ました。
神津島港にも巨大なクレーン船が停泊して居ました。
予定より早く14:00 、6時間半で到着です。
横浜から来たというヨットが一隻係留していました。
船内を片付けて荷物を下ろし、宿に連絡をして迎えに来てもらいます。
なにしろ12名ですから、大移動です。クルマが3台来てくれました。
今回の宿は、民宿「勘九郎」
入り口は目立ちませんが、中はとてもしっかりした造りで、清潔でした。
聞いてみると、ご主人は元大工さん、納得です。
かっては民宿が大流行で、その建築に忙しかったそうです。
200軒もあった民宿も、今では50軒に減ってしまって、人口も3,000人から2.000人になっているとのこと。
一休みしてから、車を借りて温泉へ。
若者たちは、風呂は後にして釣りに出かけました。
水着着用の展望露天風呂が気持ちがいいですね。
夕陽が見えたのですが、雲が邪魔をして水平線に沈むところはダメでした。
夕食は6時から、期待に違わずごちそうの数々・・・
皿の数が多くて、お隣との境がわかりません。
釣り上げたカツオもお刺身にしてもらいましたが、とても全部は食べ切ることができませんでした。
おまけにコレです! キンメのお刺身!
まずはよく冷えた白ワインで、そして赤に代えて・・・
26歳から74歳、老若男女たちの愉快な宴は続くのでした。
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昨年夏の航跡と比べると、今年が風に恵まれていたことがよくわかります。
昨年は南からの風で、ずっと上りで、稲取〜神津島港 9時間30分。
今年は東からの風でアビーム、6時間30分、なんと3時間も早く着きました。
距離は35海里(約63km)
<今回>
<2010-07>