11/13 今年最後のヨットレース

今年最後のレース、良い天気に恵まれて、第1戦では宿敵Bacchusに完勝して、大満足。
ところが第2戦は、ちょっと浮かれていたからでしょうか、ミスが重なって惨敗。
いかにもアイオイ号らしい締めくくりで、パーティでは散々冷やかされました。

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青空が広がりいい天気なのですが、肝心の風が・・・
9時少し前に、伊東サンライズマリーナについてみると、残念ながら風がありません。

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10時スタートの予定ですが、艇長会議で『風が吹かないようなら、30分延期、それでもダメなら60分、11時まで延期、それでもダメならレースは中止で、13:30から残念パーティ』と決まったそうです。

とりあえず準備をしてスタート地点へ行ってみましょう、ということで海に出ます。
アイオイ号は、2名の女性ゲストとヨットは初めてという若者1名を迎えて、総勢6名が乗船です。

穏やかすぎる海です。
30分待ってもダメ、こりゃぁ今日は中止か・・・と弱気になりかけたのですが、10:40頃から少し風が感じられ始め、少しづつ吹いて来ました。

ということで、ようやく11時にスタート、レース開始です。
風が弱いだろうということで、マーク間の距離も大幅に短くされました。(たぶん0.5海里くらい)

アイオイ号は風上側の好位置でスタートです。
宿敵(?)Bacchus号も良いスタートです。

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アイオイ号は31ft、対するBacchus号は40ft。
同じ条件で走ったのでは、絶対にかないません。

アイオイ号が上マークに着いた時には、Bacchusはすでにターンしてジェネカーを広げて7~80mほど先を行っていました。

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こちらもマークを回ると同時にジェネカーを上げます。
ここでよくミスをするのですが、今回は見事きれいに開きました。

そして、これからが面白かったのですが、KTキャプテンは進路を左に取り、Bacchusよりも海側のコースを取りました。

どうもこれが勝因です。つまりほんの僅か、数10メートルの違いなのですが、海側のほうが風が強かったようなのです。
みるみるうちに追いついて、なんとついには一気に抜きさってしまったのです。

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後方からはもう一艇、トリマランのSeaPlatypusが,さらに海側から追いかけてきましたが、アイオイ号の勢いは衰えず、そのまま一着でゴールインです。

ということで、コース取りとジェネカーのコントロールがうまくいって会心の勝利でした。

KKさんのジェネカー捌きは見事なものでした。

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適度の風が吹き出したので、みんな順調にゴールに帰ってきます。
レース開始から30分ほどで、すべてのヨットがフィニッシュです。
それじゃあ、二回目のレースをやりましょう、ということで11:40スタートです。

第1戦に快勝したので、ちょっと浮かれていたのでしょうか、2回戦はウッカリミスが重なって、12艇中6位でゴールという散々な結果になりました。

終了後のパーティでは、第1戦に快勝していただけに、「どうしたんだ、どうしたんだ」と、さんざん冷やかされてしまいました。

アイオイ号の今年の活動も、あとは12月の初めに大掃除とイルミネーションの飾り付け、そして忘年パーティを残すのみとなりました。

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トリマラン(三胴船)
真ん中の船体の両側にフロートが張り出して、船を安定させます。
通常のヨットにくらべると、重いセンターボードが不要なので軽く作れます。水中での抵抗も少ないので、高速で帆走できます。
また吃水が浅いので浅瀬でも走れますし、砂浜には乗り上げることも出来ます。

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陸置きの状態 バッタのように足を折り曲げて両側のフロートを抱え込んでいます。

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