先月末に南側テラスのハチの巣を除去して、ハチ騒動は一段落していました。7/29 ハチの巣退治 → こちら北側テラスにもハチの巣Aを見つけたので、いずれ除去しなければ、と思っていたのですが・・・ハチの巣(A) じつは別にもう一つ、見えないところにハチの巣Bがあったのです。ハチの巣(B)テラス屋根の裏側の隙間空間です。AとBは距離にして80センチぐらい、互いに見えるところにあります。当初は、隙間空間に巣を作るなんて知らなかったので、てっきりどちらもキアシナガバチだとばかり思い込んで、どうして隙間から出たり入ったり、中で何をしているのだろう?と不思議でした。今月12日、傷害事件発生!!!巣の近くで家人が洗濯物を干そうとしていたときに、一匹のハチが周りに飛んできたので、手を振って追い払おうとしたところ、突然巣Bからもう一匹が突撃してきて、腕を刺された、ということです。SOSを聞いてすぐにポイズン・リムーバーを傷口に当てて毒を吸い出しました。処置が早かったおかげで、大事にならなかったのですが、それでも3日ほどは腫れが引きませんでした。ということで、再度ネットで調べてみると、隙間空間に巣を作っているのは「キイロスズメバチ」ではないかと思われました。スズメバチは獰猛で攻撃的だとのことです。これは放置しておけません。ということで、強力殺虫剤を購入して、殲滅作戦開始です。前回同様に全身完全防備で、ハチの活動が静かになる夕方になってから開始です。高いところにあるので脚立に上って作業です。数匹が入口に居たので、まずは1メートルぐらいまで近寄って、噴射です。直撃を受けたハチは下に落ちて見えなくなりましたが、すぐに次々と奥から出て来て、顔の周りをブンブン飛び回って攻撃してきます。ここぞとばかりに勇をふるって近づいて、入口にノズルの先を突っ込んで噴射しながら数を数えます。「1、2、3,・・・20」 いや〜、怖かったですね。噴射を終わったあとに、ガムテープを貼りつけて入口の封鎖です。噴射中に逃れ出たハチも薬剤を浴びているので、テラスの上に落下して死に絶えました。さらに、巣Aにも殺虫剤をかけて除去しました。こちらはおとなしいハチのようなので、ちょっと胸が痛みましたが、やむを得ません。テラスの上に死屍累々です。標本もどきを作ってみました。私は昆虫少年ではなかったので、あまり上手くはできませんが、それでもAとB、明らかに違いがわかります。(A)キアシナガバチ (B)キイロスズメバチ翌朝には数匹のキイロスズメバチがテープを張ってあるところへ飛んできましたが、諦めたのでしょうか居着くこともなく飛び去ってくれました。家人が家の周りを調べたところ、目で見えるところに二つ巣が見つかりましたが、これらはたぶんキアシナガバチでしょうから、あまり心配はいりません。問題は発見し難いキイロスズメバチですね。越してきて11年目にして初めての大きな事件でした。