- 今日の富士山
Tern三人組 京都・冬の旅(3/4)
2/13(3日目)今日は京都ともお別れで、京都駅から40分足らずの近江八幡まで輪行です。走行距離 宿〜京都駅 約3.5km 約15分近江八幡〜彦根 約33km 5時間28分 時速 6.0km/h近江八幡は以前にも一度 Bromptonで来ています。 → 2010/10/24,25 Bromptonでびわ湖へ輪行今日からは草津に住むNIさんも一緒に、近江八幡の観光をしてから彦根まで、湖岸道路を北上します。駅で朝食を取りましょうということで、宿を7時半過ぎに出発です。京都駅までは約3.5km、ちょうど通勤時間帯で車と人で混雑しています。京都の歌舞伎座、南座、予想外に小さいのにちょっとビックリ。駅の喫茶店でモーニングを食べて、自転車をたたんで9時少し前の新快速に乗ると9時半には近江八幡着です。すでにNIさんは着いていて、自転車を組み立てて待っていてくれていました。さすがにNIさんは草津に住んでいるだけあって、地理に詳しいです。ヴォーリズ像、八幡堀、日牟禮八幡宮、そしてクラブ・ハリエのバームクーヘンです。(photo by NI-san)(photo by NI-san)一休みしたあと、よし笛ロードを少し走ってから、いよいよ湖岸道路で彦根を目指します。11:44:06強い北からの冷たい風が絶え間なく吹いています。湖岸道路はほとんど風を遮るものがないので、なかなかタイヘンでした。冷たい向かい風の中を走ること3時間余、ようようのことで彦根城が見えてきました。14:51:37宿へ行く前に食堂に寄って遅い昼食です。身体が冷えきっていたので、きつねうどんを頼みましたが、お腹が減っているはずなのに食欲がありません。そして、今夜の宿「ゲストハウス無我」に3時ちょうどに到着です。大正時代に建てられた古民家を改装して、ご夫婦でこの宿を運営なさっています。→ 彦根ゲストハウス無我 開業時の様子が興味深いです → ブログ さっそく大きなコタツのある広い和室へ案内してもらいました。私は身体が冷えたのと疲労から、コタツに潜り込んでグッタリです。しばらく休んでいたのですが、いっこうに回復の兆しがありません。ということで、一人だけドミトリーに移動して布団に潜り込みました。宿泊のドミトリーは新築で、気持ちのよい空間です。本日はわれわれ4人で貸切。私の体調が悪いということで、奥様が親切にも湯たんぽを持ってきてくださいました。お陰で気持ちよく眠りにつくことができました。予報では、明日は大雪になるだろうとのことで、長浜ポタリングは中止です。となると、鴨料理は今夜食べておかなければなりませんが、私は食欲ゼロ。ということで残念ながら私は欠席、あとで写真を見せてもらいました。(photo by NI-san)夜にはまだ雪の気配はなく、もしかしたら大したことはないのではないか、と期待していたのですが・・・(2/4) ← (3/4) […] - 今日の富士山
Tern三人組 京都・冬の旅(2/4)
2/12(2日目)前夜、宿に帰ってからついつい遅くまで反省会・・・京都2日目のあらかじめ決まっている訪問先は、哲学の道、銀閣寺、出町ふたば(豆もち)、二条城、ROLO(ミニベロ専門店)、内藤商店といったところです。 風もなく良い天気です。9時に出発哲学の道へは南禅寺を通って行くので、朝の水路閣を見てきました。境内の案内に従って哲学の道へt哲学の道の途中からさらに上って霊鑑寺、そして安楽寺へ。安楽寺には学生の頃に、ご縁があって住職と知り合い、なんどか訪問したことがあります。大晦日には除夜の鐘を突いたのも懐かしい思い出です。当時のご住職はもういらっしゃらないので、中に入れてもらうわけにもいかず残念です。当時も「拝観謝絶」という強い口調の立札に、ちょっとびっくりしたのを思い出しました。安楽寺から法然院の前を通り過ぎるとすぐに慈照寺(銀閣寺)です。修学旅行でしょうか、高校性と思しきグループがいくつも来ていました。5〜6人ごとに熟年のガイドさんが付いていて、行儀よく説明を聞いています。お庭の順路に従って登っていくと、展望が開けてなかなかの景色でした。ダブル銀閣寺(HHさんが教えてくれました)さて、お次は昨日はお休みだった「出町ふたば」へさっそく近くのベンチでいただきました。評判通り柔らかで美味しかったですね。もうお昼の時間ですが、ふたばの豆もちで一息ついたので、次の目的地二条城へ途中、KSさんが御所の中に明治天皇の生誕地というのがあるから寄っていこう、との提案です。中山邸跡(祐井) 祐宮(さちのみや=後の明治天皇)御所の中を西へ走り抜けて二条城へ。入口まで着いたのですが、その前にお昼にしましょう、ということになり美味しい「にしんそば」を探すことになりました。二条城のそばには適当な店が見当たらないので、HHさんが調査開始です。マル秘の手法を使って、調べてきたのが尾張屋です。歩くと20分はかかるのでしょうが、なにしろ自転車部隊ですから軽いものです。さすがに京都の老舗ですね。結構なお味でした。ふたたび戻って二条城です。金具が金ピカなのにビックリです。ここにも高校性らしき団体が、楽しそうにしていました。ゆっくり見学をして(内部は撮影禁止)今度はミニベロ専門店「LORO」へ。さすがに専門店、Brompton、BD-1など折りたたみやら、ミニベロがいっぱい並んでいました。とっても感じのよい店員(店長?)さんがいて、親切にわれわれのTernの空気圧を調整してくれました。自転車が好きで堪らない、という人と一緒にいると愉しいですね。そして最後のお目当ては、HHさんの情報でタワシとホウキの専門店「内藤商店」です。途中で本能寺に立寄って信長公のお墓に参ってきました。あれだけの人物なのに、お墓はちょっと寂しいですね。そして三条大橋西の内藤商店わたしも棕櫚でできたコップ洗い用のタワシをひとつ買い求めました。このあと近くのスターバックスで一休みしてから、今夜の食事処「伏見」へ。ここは横浜に住む知人がこっそり(?)教えてくれたとっておきのお店なのですが、ネットで調べてみると超人気店でした。すぐに満席になるとのことなので、5時少し前に行き、首尾よく一番乗りで席に着くことが出来ました。噂に違わず、活きの良い刺し身とおいしいお酒で、今夜も愉しく更けてゆきました。(1/4) ← (2/4) → (3/4) へ - 今日の富士山
Tern三人組 京都・冬の旅(4/4)
2/14(4日目)5時過ぎに目を覚ましました、暖かくしてゆっくり休んだからでしょう、体調はスッカリ良くなっていました。外をうかがってみると、暗くてはっきりしませんが雪は降っていない様子。安心してもう一度布団に入ってウトウトしていました。6時半頃だったでしょうか、誰かが外を見て「雪だ〜」と大きな声です。みんな慌てて起きだして、外を見ると大きな雪がひらひらと舞っています。 もしかすると朝のうちは降らないのではないか、という淡い期待も裏切られて、大急ぎで帰る準備です。駅までは1.5kmほどですが、できれば自転車に乗って行きたいものです。こういったとき、ドミトリーはラクです。支払いは到着時に済ませてありますし、朝食も元からありませんからすぐに出発できます。宿の前で見送りに来てくれた奥さんに写真を写してもらって、7時半には雪の中を出発です。雪道を自転車で走るなんて、もしかすると初めてかもしれません。とにかく事故らないようにと、慎重に走りました。途中の道はもうスッカリ雪に覆われていましたが、広い歩道にアーケードが付いているところもあって、無事に彦根駅に到着です。草津に帰るNIさんと別れて、新幹線に乗り換えるために米原へ。ちょうど通勤時間帯、在来線はずいぶん遅れが出ていました。横浜、東京に帰るHHさん、KSさんと別れて、私は先に「こだま」に乗りました。じつは函南の自宅が気になっていました。家人からのメールだと、ずいぶん降りだしている様子です。なしろ前回の雪がまだ残っているので、迎えに来てもらっても、ノーマルタイヤでは帰れなくなる恐れがあります。ということで、函南駅からスタッドレスタイヤを履いたタクシーに乗って、雪の降りしきる中をお昼前に無事帰り着くことができました。この後も雪は降り止まず、みるみる道路にも降り積もり、車の往来もなくなってしまいました。危ういところでした。(3/4) ← (4/4) → (1/4)