5/27〜28 輪行・京都〜るり渓温泉
大学のクラス会が京都の山奥で開かれることになり、天気が良ければ自転車を担いで行ってみようかと、計画していました。
走行距離 97.6 km 平均速度 往)16.3 km/h 復)18.7 km/h
獲得高度 1,413 m 最高高度 576 m
列車を使ってのいわゆる輪行は、3年半前の「しまなみ海道」以来の2回目です。
しかも今回は一人なのでちょっと不安です。
山の中の温泉泊まりですから、荷物を極力少なく軽くしました。
三島止まりのひかり号、事前に座席指定を取ろうとしたのですが、なんでも団体(たぶん修学旅行生)が乗っているので、希望の席が取れません。
ちょっと心配したのですが、駅まで家人に送ってもらって、ホームに上がってみると人影はパラパラ、混んでいる様子はありません。
富士山が見えています。
自由席3号車の一番後方の座席の後ろに、無事自転車を置くことが出来ました。
京都11:47着なので、少し早いのですが、三島駅で買った「港あじ鮨」をいただきます。
生の山葵を、ギザギザの着いた小さな器でガシガシ摩り下ろします。
さて、自転車を組み立てるのは何処がいいのでしょうか、京都駅で駅員さんに尋ねてみると、「コインロッカー付近が良いですよ」と即答です。最近は輪行する人も増えているのでしょうね。
12:30 準備完了、出発です。市内を抜けるまでちょっと緊張でしたが、大通りを避けてセンターラインの無いような小さな道を走ったので、クルマも少なくて却って気楽でした。
そして9号線、老ノ坂トンネルまでの上りは気合を入れて走りました。
トンネルは怖くて嫌なのですが、ここには自転車専用があって安心です。
おまけに中はヒンヤリと別世界でした。
亀岡市外へ下って、そしていよいよ上りです。
なかなかきつかったですね〜
最後は電池切れで、10分ごとに足を止めて、水を飲んでいました。
3本飲み干してもまだ足らなくて、途中のお家で、水やりをしていたオジサンにボトルに恵んでもらいました。
京都駅から3時間半、16時到着を予定していたのですが、結果は10分ほど遅れてしまいました。
「るり渓温泉」は園部町のいわゆる第三セクター経営の施設で、1982年開業、2003年改装とのことで、現在は民間に管理委託しています。
http://www.rurikei.jp/index.html
今回のクラス会は47名中、33名の出席。あいかわらずの賑やかな宴会で、大広間にこんなテーブルが5つ並んで、それはそれは賑やかなことでした・・・
翌日は、これもいつもどおり、ゴルフ組、テニス組、何もしない組・・・
私は8時半に出発です。
同じ道を帰るのは面白く無いので、違った道を選んで、亀岡のトロッコ列車を見に行くことにしました。
宿を出て5分も下ると、るり渓の看板です。 せっかくだからと降りてみました。
亀岡の街を過ぎてトロッコ列車の駅へ。
駅舎の上にあがってみると、まもなく列車がつくようで、中国の人、といっても台湾の人でしょうか、沢山の人でいっぱいです。
駅舎の入り口にこんな看板が立っていました。
さて、トロッコ列車も出発したので、私も出発です。
そのまま京都駅に行くにはちと早すぎるので、寄り道をしました。
桂離宮です。行き掛けにすぐ横を通ったので、ぐるりと回って入口に行ってみました。
砂利道なので自転車を置いて、奥へ行ってみると・・・
午後の部の方たちでしょうか、門の前でお待ちでした。
なにぶんにも、場所に不釣り合いな格好をしていますから、これ以上先に進むのも気恥ずかしくて、中の様子はうかがい知ることができませんでした。
ということで、あとは京都駅へ一目散・・・
昨日と同じコインロッカーの前に着いたのが13:20、列車は13:56発。
大急ぎで自転車をばらして、袋に入れます。
ほんとうは着替えもしたかったのですが、ちょっとタイムオーバー、やむなくそのまま列車に乗り込みトイレで下着も着替えて、さっぱりしました。(帰りの分は指定席券が取れていたので、気がラクでした)
N700系車両には、多目的対応(車椅子対応)トイレというのがあって、広々していてとても便利でした。
ということで、今回のクラス会に便乗した輪行も無事終了です。
これで一人で行く輪行も、すこし自信がつきましたが、やっぱり一人より仲間と一緒のほうが、ずっと楽しいですね。