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伊豆高原に住むGBさんと涼しいところに行きましょう、ということで折りたたみ自転車を担いで大井川の上流へ輪行です。
函南駅のホームまでBromptonとTernの2台を担いでいきました。
数年前にようやく函南駅にもエレベーターが付いたので、さほど苦労はしません。
伊豆高原からやってくるGBさんとめでたく落合って、東海道線で金谷までちょうど2時間の旅です。
金谷駅で一度外に出てからSLで有名な大井川鉄道です。
なかなかの人気で夏休み期間は予約も取りにくいようです。
ホームには昔なつかしい近鉄ビスタカーが停車しています。
塗装は傷んでいますが、内装はきれいでリクライニングシートです。
金谷駅で買った駅弁をさっそく開きます。 なかなか趣きのある駅弁です。
SLのハガキがオマケでついています。
窓の外は大井川が増水です。
そして一面の茶畑です。
1時間13分で千頭に到着です。ここからは井川線(南アルプスあぷとライン)に乗り換えです。
出発前のSL、機関士さんが暑そうでした。
もともとダム建設用に敷設された鉄道なので、別名トロッコ列車といって、かなり小ぶりの車体です。
12時28分出発 すぐに川沿いを走ります。左側は山が迫っています。
すれ違いもあります。
アプトいちしろ駅〜長島ダム駅区間(1.5km)だけアプト式の電気機関車が増結して後押しします。
勾配9%は、鉄道では日本一の急勾配だそうです。
長島ダムに到着、勢い良く両側から放流中です。
長島ダムの上流は水がさほど濁っていなくてきれいな緑色です。
井川ダム
14時16分 井川駅到着 25.5kmを1時間50分かけて走る井川線は、振動と音で正直疲れました。
地下鉄で聞くあの不快な音です。 急カーブの連続なので、絶えずレールと車輪の軋む音がしていました。
駅を出て自転車を組み立てます。GBさんはTern、私はBromptonに乗ります。
井川ダムの直ぐ側に建てられている資料館へ。
写真やビデオなどでダムの歴史と、巨大なダムの仕組みを解説してあり、勉強になりました。
が、ウソはいけません!
事前に井川湖のことを調べたときに、観光船が運行していることを知りました。
しかも乗船料は無料!
ということで、案内事務所に行ってみると、他にお客さんは居ません。
ちょっと気が引けましたが、乗せてもらい40分の湖上クルージングを楽しみました。
水が濁っていてちょっと残念。
井川大橋、一度に1台だけならクルマも渡れます。
ということで、今夜の民宿ふるさとへ向かいます。
さきほど下をくぐってきた井川大橋
17時20分、到着
ここは田代温泉ですから民宿といえども立派な岩風呂があります。
温泉のあとは、おまちかねの夕食です。
いつも海の宿ばかりですから、山の食事は新鮮です。
宿のご主人が代々猟師さんということで、まさにジビエ料理です。
ヤマメのムニエル、鹿肉のタタキ、コレが一番美味しかったですね。
熊肉の陶板焼き、これもなかなか良かったです。
そして、GBさんが持ってきてくれた今夜のワインはこれでした。
というようなことで、大井川上流の井川湖への輪行一日目は無事終了です。
走行距離 約12km
(1/2)→(2/2)