瀬戸内クルーズ(その6) 6/18 尾道 3/3

6/18

夜明け前から大雨です。

こんな日はとても出港する気になりません。

ということで、予定を一日延ばして今日も尾道でウダウダすることにしました。

HHさんは今後の航海の予定を立てたり、寄港地に連絡をとったり、と仕事がありそうだったので、
単独行動をすることにしました。

尾道といえば、大林宣彦監督の出身地、たくさんの映画が撮影されていますね。

2014-06-18_10-19-57

ネットで調べてみると「尾道シネマ」という映画館があって、ちょっとおもしろそうなのをやっていました。

「あなたを抱きしめるまで」

ジュディ・デンチが主演の、実話を元にした映画だそうです。

上映開始が11:40からだというので、それまで少し市内をブラブラ時間調整しました。

梅雨時の水曜日、雨の午前中、観光客も見当たらず閑散としています。

2014-06-18_10-36-07

2014-06-18_10-50-46

13:30に映画が終了。
内容はちょっと物足らなかったかな、「実話に基づく」というからこんなものか・・・

雨はあいかわらず降ったり止んだり、HHさんに連絡をとってみると、映画資料館にも行ったし、
昼食も済ませたとのこと。

ということで、映画館の近くの食堂で一人で煮魚定食。

2014-06-18_13-40-31

食後に映画資料館へ行く途中、海の駅の真ん前にある住吉神社へ。

2014-06-18_15-03-43

うしろにル・パルナスが見えています。

境内にある『力石』
尾道の港が北前船の寄港地として繁栄した江戸時代、浜の仲仕連中がこの石を持ち上げ力比べをしました。

石には持ち上げた人の名前が刻まれています。

詳しくは → こちら

2014-06-18_15-01-44

映画資料館

2014-06-18_10-20-00

なつかしいポスターが一杯張ってありました。

2014-06-18_15-09-27

2014-06-18_15-11-13

いちど船に帰って、ひと休みしたあと、夕食はHHさんが地元の人から教えてもらったという
「たまがんぞう」

2014-06-18_17-53-18

古いビルに、一階にはなつかしいオート三輪がデ〜ンと居座っています。

お店は右手の階段を登って二階です。

2014-06-18_17-54-19

窓際のカウンターに座って、板前さんと話してから分かりました。

ここのオーナーは「いっとく」さんと一緒だったのです。

しかも例のNPO法人の副代表理事を務めている方だと分かりました。

いや〜ぁ、面白いですね。全部つながっていました。

もちろん、料理もおいしかったですよ。

2014-06-18_18-10-01

2014-06-18_18-45-35

ところで店名の「たまがんぞう」って?

カウンターの向こうで忙しく働く板さんが丁寧に教えてくれました。

魚の名前で、正式名称はタマガンゾウビラメ、通称デベラ。

デベラの干物を炙って出してくれました。最近は漁獲量が減っているそうです。

2014-06-18_19-38-05

最後はウナギならぬ、アナゴのお櫃まぶしがオススメ。

2014-06-18_20-12-39

というようなことで、雨のお陰で予定を一日延ばした尾道とは、ずいぶん近しい気分になれました。

さて、明日は天気も回復だそうなので、いよいよ大三島、楽しみです。

(その5)←(その6)→(その7)