- 今日の富士山
10/12〜15 信州サイクリング(その2)
10/14今日も晴天、晴れオトコの面目躍如!朝の気温は7℃とか、寒いハズです。今日は千曲川沿いに長野へ。基本的に川の流れに沿って下りますから、ラクなはずです。浅間山登山組5名は、まだ夜も明け切らない06:30に早々と出発。3人の自転車組は、美味しいパンとコーヒーの朝食をいただいてから、08:00に出発です。浅間山がクッキリ、登山組もお天気が良くてラッキーですね。 下り坂、大歓迎!! こんな標識が幾度か出てきました。 たしか8%のもあったような・・・快調に走って上田市に入ってもまだ10時過ぎです。どこかでお茶にしましょう、と探し当てたのが古民家を改造したカフェ&雑貨のお店「haluta」です・いや〜ぁ、おねえさんもとっても親切にしてくださって、素敵なお店でした。 なんでもオーナーが古い家具や雑貨を、北欧に直接買い付けに行って、コンテナで輸入しているようです。詳しくは → こちら素敵なお庭で美味しいコーヒーとクッキーをいただいて、いよいよ千曲川サイクリングロードです。これまたよく整備された素晴らしい専用道路で、30kmも続きます。お昼を過ぎたので、川っぷちに建っているお店へ鮎の塩焼きを、とおもったのですが、ちょっとビックリのお値段に思わず躊躇して、ざるそばにしました。またしばらくサイクリングロードを走って、長野市内へ向かいます。まずは、宿のスマイルホテルへ。 チェックインを済ませて荷物を置いて、善光寺へ向かいます。とにかくすごい人、松本城も顔負けです。善光寺参りの前に、参道にあるジェラートのお店「カフェ・テラ」へ。 じつは、ここの店主ご夫婦はGBさんのオーストラリア時代の知人とか。イタリアで本格的ジェラート作りをマスターしてきたという、こだわりのお店です。ピスタチオと巨峰のジェラートです。これは絶品!!!そして善光寺さんに道中の無事をお願いして、ホテルへ。さて、シャワーも浴びて一休みのあとは、おまちかねの夕食です。フロントでいろいろと教えてもらい、すぐ近くの「すずしろ」へ。ここもお客がいっぱいで、料理が出てくるのにちょっと時間がかかりましたので、ついつい美味しい地酒が進みました。やっぱり和食にはお酒、それも地酒がいいですね。松茸なんて何年ぶりでしょう。コースで頼んだので7品ほど出てきましたが、いずれも結構なお味でしたよ。というようなことで、2日目も、愉しく夜が更けていきました。<本日の走行データ>走行距離 84.07 km 走行時間 4 h 27 m 平均速度 18.8 km/h 最高速度 55.3 km/h高度上昇 387 m 高度下降 […] - 今日の富士山
9/13 浜名湖一周サイクリング
GBさんと「伊豆の滝めぐりサイクリング」をしたときに、「暑い時に峠越えはたいへん、平地を走りましょう」ということで、「浜名湖一周」を計画しました。春の「琵琶一」メンバーに声をかけると、TKさん、HHさんも大賛成。ということで、またまたHHさんのクルマに自転車4台を積み込んで、今回は日帰りで浜名湖へ行ってきました。走行距離 59.7 km 走行時間 3時間04分 平均速度 19.5 km/h 最高速度 42.5 km/h 浜名湖ロイヤルホテルを拠点に反時計回り、猪鼻湖をカットして湖岸を走行。昼食は湖西市のうなぎの老舗「うな善」で、最後はロイヤルホテルで温泉に入って汗を流しました。07:30 わが家までお迎えです。既に車内には3台のバイクが積み込まれています。ということで私のバイクは屋根の上です。GSで燃料を満タンにして東名高速へむかいます。ちょうど朝のラッシュ時で沼津ICを通過したのはもう08:40を過ぎていました。バイクを積んだクルマと前後して走りましたが、日本平で降りていきました。東名高速は、順調に流れて、牧ノ原で休憩をしてから、浜松西ICを降りて20分あまり、浜松ロイヤルホテルに着いたのが10:50。すぐに組み立てて出発の準備です。良いお天気で専用道路は快適ですが、標識がはっきりしていなくて何カ所か間違えてしまい、湖岸を進むはずのところを、山の上に登ってしまったこともありました。ウインドサーフィンを楽しむ人もいましたが、強い西風でちょっとたいへん。お昼をどこで食べるか、というのはサイクリングの計画を立てるときの重要課題です。今回は計画より出発が30分以上遅れてしまったのですが、予定通り湖西市のうなぎの老舗「うな善」にしました。到着したのが14:20、お昼の部は14:30まででしたから、危うくセーフ。注文を聞いてから蒸すそうで、たっぷり30分かかります。 いや〜ぁ、おいしいかったですね、待った甲斐がありました。うな善からゴールまであと13kmほど、1時間とかかりません。海沿いの橋と島を渡っていきます。橋を渡ると巨大な建物が正面にそびえていて。ビックリ仰天。浜名湖競艇場だそうです、「ウ〜ン」でした。JR東海道線、新幹線、国道1号線が並行して走っていますが、一番北側の競艇場からの路を走りました。競艇場から20分、最後の走りを楽しんでホテルに帰り着いたのが16:05。自転車を片付けてホテルの温泉で汗を流し、帰路につきました。* * * * * *前回の「琵琶一」ではパンクが都合5回もおきて大混乱でしたが、今回はゼロ。ところが・・・1)GBさんが快調に飛ばしてトップを独走、曲がるべきところを直進してしまい、気がついた時には「うな善」をはるかに行き過ぎていました。GBさんは食事の前に5kmも余分に走って、さらにお腹をすかせることになりました。2)日頃テニスで鍛えているTKさん、どうしたことか最後の10kmで、脚がつって大ピンチ。しばらく道路際で横になって休んでいたら、クルマで通る人たちから心配そうにながめられたとか。幸いにも10分ほど休んで回復したので無事帰着。いずれもケイタイのお陰で連絡がついて、ヤレヤレ一安心でした。 - 今日の富士山
しまなみ海道 番外編(その3) 粒子線医療
11/17倉敷のSKさん宅に泊めてもらって、翌日は彼と一緒にドライブです。じつはSKさん、前立腺ガンの治療にお隣の兵庫県まで、毎日通っているのです。倉敷の自宅から高速道路を使って片道100キロの快適ドライブです。通常は新幹線で相生までいき、そこからクルマで通っているそうです。兵庫県立粒子線医療センターすぐ近くには「SPRING 8」という巨大な施設が建てられ、周辺には住宅地も開発されていて、大きなコミュニティが出来ています。スプリング8 → こちらスプリング8(wikipedia) → こちら 話せば長くなりますが、SKさんの話によると、いつもの健康診断で初期の前立腺ガンが発見されたということです。たまたまその直前に『文芸春秋8月号』で『奇跡の病院、理想の医師』という記事を読んでいたことが、粒子線治療を受けるきっかけとなりました。詳しくは「粒子線医療」などでググっていただくといいのですが、とにかく素晴らしい治療法です。簡単に云うと、粒子線をガン細胞に照射して死滅させる方法です。体にメスを入れないので入院することも無く、通院で可能です。しかも治療に要する時間は毎回30分足らず(粒子線の照射時間は1分間ほど)、それ以外の時間は、普段通りの生活が可能です。治療回数は、彼の場合で、37回だそうです。副作用がまったくといっていいほどありません。いわゆる Quality of Life が素晴らしいのです。内部に入ると病院らしさがまったく感じられない施設です。まず病院のようなニオイが皆無です。まるで物理分野の研究施設の雰囲気です。壁にはこんな掲示が・・・問題点は、設備の能力から、患者の受入れ人数に限りがあります。現在日本でこの粒子線医療を行っている施設は5カ所だそうです。さらに、設備費、運用費に巨額の費用がかかっているので、治療費が高額になります。彼の場合は、幸運にも諸々の条件がクリアされて、最高の医療を受けることが出来ました。昨夜のSkypeによると、あと9回で終わりだとか、来春にはいっしょに自転車で走ろうよ、と今から楽しみにしています。兵庫県立粒子線医療センターHP → こちら日本の粒子線治療施設 → こちらということで、これで『しまなみ海道 サイクリングの旅』は終わりです。番外編(その2) ← 番外編(その3) → しまなみ海道(その1) - 今日の富士山
しまなみ海道 番外編(その2) 倉敷チボリ公園
11/16昼前にGBさん、REさんと別れて、友人のいる倉敷へ向かいます。当初JRでと考えていましたが、ふと思いついてバスを調べてみました。マドンナ・エクスプレスというのがあって、倉敷の友人宅に行くには岡山行きに乗って、手前の「有城南」で降りるとずっと近いことが分かりました。松山駅12:27発、大きなバスにお客さんは8人、ゆったりですね。予定通り「有城南」14:37着、停留所下の道にはSKさんが車で迎えにきてくれています。彼とは大学時代の同級生で、卒業後もしばしば会っていますし、最近ではSkypeで三日にあげず話しています。今回は、道後からだと帰り路だからぜひとも寄って行け、と誘ってくれました。ちょうどこの日は、奥様のダンスの発表会(豪華なディナー付)が倉敷チボリ公園のアンデルセンホールであるというのです。倉敷チボリは6、7年前になるでしょうか、一度訪ねたことがあり、夜景が何とも素晴らしかったのを鮮やかに覚えています。ということで、夕方4時からのパーティです。広いアンデルセンホールには、周囲にずらりとテーブルとイスが配置され、すでに豪華な料理が並んでいます。いよいよ奥様の出番です。お相手はレッスンを受けているダンスの先生だそうですが、あでやかなピンクのドレスを身にまとい、広いフロアーをいっぱいに、まるで蝶のように軽やかに舞っていきます。まだ始めて間がないから、とご謙遜でしたが、いや〜、堂々たるものです。さてSKさんと二人、次々と繰り広げられる華やかなダンスを後にして、夜のチボリ公園を散歩しました。このすてきな公園が、今年一杯で閉園、取り壊しになるというのを聞いてでびっくりです。そもそも設立の時から、いろいろと問題を抱えていたようです。お定まりの第三セクターによる運営です。詳しいいきさつなどは「倉敷チボリ公園 閉園」でググってみてください。観覧車にも乗りました。それにしても惜しいですね。倉敷駅の真ん前、こんなにおしゃれなスポットが無くなるのは本当に残念です。ということでこの後、SKさん行きつけの小料理屋に連れて行ってもらい、珍しい乙島のジャコの天ぷらをごちそうになりました。乙島のジャコ漁というのがなかなか面白くて、以前に彼からその様子を写した動画を教えてもらいましたが、残念ながら今はもう消えていました。そんなこんなで、倉敷の夜も楽しく美味しく更けてゆきました。・・・・・・ところで、この倉敷の写真は、すべてシャッターボタンの取れたカメラで撮影したものです。真ん中に小さな穴があいています。ここに細い針金でも差し込めばシャッターが落ちるのではないかと考えて、紙クリップの先を曲げて差し込んでみました。確かに動作はするのですが、どうも動きが安定しません。そこで考えたのが、爪楊枝です。これがけっこううまくいくのです。上の写真はすべて爪楊枝シャッターで写したものです。ということで、家に帰ってから12ミリの丸棒を削って、真ん中に爪楊枝の短いのを差し込んで作りました。本体には両面テープで軽くとめてあります。修理に出そうかとも思ったのですが、木の感触もなかなか良いので、しばらくはこのまま使ってみます。 ・・・つづく・・・番外編(その1) ← (その2) → 番外編(その3)粒子線医療 - 今日の富士山
しまなみ海道 番外編(その1)
11/15今治で自転車を預けてからJRで松山へこの旅行を計画した時点では、帰りも輪行袋で担いで帰るつもりでした。したがって、松山駅に一番近いターミナルホテルを予約。思いがけず自転車を宅配便で送ることが出来、身軽になって三人はルンルンです。ホテルでチェックインを済ませ、路面電車で道後温泉に向かいます。ちょうどこの頃から雨が降り出し、ホテルで傘を借ります。道後温泉本館、夕暮れ時、しかも雨ときて、なかなか風情があります。着いた時はかなりの人で混んでいましたが、そのうちに潮が引くように、ほとんど人がいなくなりました。旅館に泊まっている人たちの夕食の時間になったからです。(ガイドブックに書いてあった通り、夕食時が狙い目)ゆったりとお湯につかり、そのあと浴衣に着替えてお茶をいただき、さらにガイドのお姉さんが、館内の特別室などを案内してくれます。夏目漱石が逗留した部屋や、皇族方の使った浴室など、さすがに古いだけのことはあります。さて、帰りは雨も降っているのでタクシーで。GBさん、さっそく運転手さんから情報収集です。ホテルの近くにいい居酒屋があるとのことで、雨の中を傘をさして歩きます。GBさんの勘は今回も冴えていました。おいしいお酒と料理で、楽しかったサイクリングの思い出話に、夜の更けるのを忘れてしまいました。きっかけを作ってくれたREさん、そして誘ってくれたGBさんに心から感謝です。おまけにこの夜の飲み代は、お二人が気前よく払ってくれましたから、いっそう愉快な夜になりました。11/16午前中にもう一度温泉へ行き、タルトのオミヤゲを買いました。その後は解散して、彼らは市内見物、そして今度は船で尾道へ向かい、もう一泊してから帰るとのこと。私は友人のいる倉敷に立ち寄って、泊めてもらいます。道後温泉本館(カメラ故障のためケイタイで撮影)・・・つづく・・・しまなみ海道(その4) ← 番外編(その1) → 番外編(その2)倉敷チボリ公園 - 今日の富士山
しまなみ海道 サイクリングの旅(その4)
11/15さて「しまなみ海道サイクリング」もいよいよ最終日今日の予定は、伯方島で「ふるさと歴史公園」を見学し、伯方の製塩の歴史を学び、その後「伯方・大島大橋」渡って大島へ。大島では「村上水軍博物館」と「潮流体験」、そして道の駅で海鮮バーベキューを楽しみます。最後の「来島海峡大橋」を渡って今治の自転車屋さん「門田サイクルショップ」に自転車を預けて終了の予定です。今朝もいいお天気です。食堂の窓の外、船折瀬戸をひっきりなしに貨物船が通ります。福岡と大阪の最短航路とかで、24時間船が通るのだそうです。海の幸が一杯の朝食を済ませて、「せと」を9時前に出発です。目指すは「ふるさと歴史公園」 公園というから海岸沿いにあるかと思っていましたが、急坂を上った山の上でした。さすがにキツクて最後は自転車を押して上りました。りっぱな資料館が建っています。天守閣(?)から眼下に造船所が見えます。目を転じると昔の塩田跡が、現在は魚の養殖場になっているのが見えます。有名な『伯方塩』は現在では隣の大三島に工場があります。お勉強を終えて元来た道を帰ります。次は「伯方・大島大橋」です。この「伯方・大島大橋」は何の変哲もない橋なのですが、のちほど「潮流体験」のボートで下をくぐったときには、とてもきれいに見えました。大島に渡って海沿いを南に下り「村上水軍博物館」へ、立派な施設です。博物館に入場して、まずはコーヒータイムということになったのですが、「潮流体験」のボートが11時出るから、館内見学を後にしたほうがいいとのこと。潮のいい時を見計らって出港時間を決めているそうです。空は青く400馬力のエンジンを積んだ大きなボートが疾走します。お客は3人だけ、ちょっと気の毒でした。鵜島、能島の周辺では潮が渦巻いています。強い流れのそばまで近寄って船のエンジンを止めます。ぐんぐん押し流されるのがよくわかります。船折瀬戸の方に行くと昨夜泊まった旅館「せと」がよく見えました。お地蔵さんの頭になにやら・・・今朝ほど走ってきた「伯方・大島大橋」です。約40分間のクルージングを終えて、再び博物館へ。入口には資料に基づいて復元した「小早船」 全長8.4m 幅2m村上(能島)水軍 くわしくは → こちら博物館の「わくわく体験コーナー」で鎧兜を着せてもらってニコニコのGBさん。楽しかった博物館を後にして、大島を北から南へ縦断です。約1時間のサイクリングで、来島海峡大橋のたもとにある「道の駅 よしうみいきいき館」でランチです。道の駅からは「来島海峡大橋」がよく見えます。ガイドブックでおすすめの、七輪で焼く「海鮮バーベキュー」です。おいしくて思わずビールのお代わりをしてしまいました。これに「鯛めし」がつきます。1時間ほどのランチタイムを終えて、いよいよ最後の「来島海峡大橋」へ向かいます。自転車のための専用の傾斜の緩いループ橋です。すごいインフラですね。この橋は3つの橋が連なってできているのですが、その最後の料金所で、事件発生!カメラを道路に落としてしまい、シャッターボタンがポロリと取れてなくなってしまいました。何処かにあるはずだと、這いつくばって道路の上を探しましたが見つかりません。ということで、この写真が最後になってしまいました。まあ、旅の最後だから良しとしましょう。この後、今治市内の「門田サイクルショップ」さんに行き、自転車を預けて宅配をお願いしました。尾道の「サイクルショップ タカハシ」さんから、知り合いの門田さんを紹介していただいたお陰です。しまなみ海道を挟んだお二人の自転車屋さんに感謝感謝です。自転車を預けて身軽になって、今治駅から電車で松山道後温泉へ。ということで 『しまなみ海道 サイクリング』はこれにて無事終了です。 走行距離 44.8 Km 走行時間 約2時間48分 平均速度 15.9 Km全走行距離 154.5Km このあと番外編につづく・・・ (その3) ← (その4) → […] - 今日の富士山
しまなみ海道 サイクリングの旅 (その3)
11/14今朝もまた素晴らしいお天気です。しまなみ海道サイクリング、二日目の行程は生口島 → 大三島『ところミュージアム』『大山祇(おおやまずみ)神社』 → 伯方島民宿『一休』さんで、ミカンや柿のオミヤゲをいただいて、8:45出発。心地よい風を肌に受けながら海のそばを走ります。生口島には「島ごと美術館」というのがあって、島のあちらこちらに現代アートが建てられています。全部で17もあるそうですが、今回出会ったのは一つだけでした。大三島へは『多々羅大橋』というきれいな橋を渡ります。大三島側の橋を降りたところに「道の駅・しまなみ公園」がありここから見た多々羅大橋は見事です。道の駅で情報収集して、時計回りで島を回って「ところミュージアム」を目指します。長い上り坂が続いてちょっとバテ気味でしたが、ようやく到着です。現代アートのすてきな美術館です。くわしくは → こちらセルフでコーヒーのサービスがあります。このミュージアムを寄付した「所」さんという方は、日本中を歩いてこの場所を選んだそうです。まさに最高のロケーションです。30分ぐらい休憩したでしょうか、さあぼちぼち出かけましょう、となってから大事件発生です!!REさんの様子が少し変です。なんとなんと、「カードを入れた財布が無い!」というのです。小さなリュックをひっくり返して探しますがありません。途中で立ち寄った郵便局で、カードでお金を引き出しているのですから、それから落としたのでしょうか?さあたいへん、大急ぎで元来た道を引き返します。もし見つからなかったらどうなるのだろう、と考えると気が気ではありません。郵便局まで、こんどは下り道ですからほんの7〜8分でしょうか、ずいぶん長く感じました。ありました! なんとなんと、ポストの上に小さな財布が開いたままありました。いや〜ぁ、良かった良かった。ホッとしました。次の目的地、大山祇神社へ向かいます。 ここは観光地ですから土産物屋や食堂がいくつもあります。ところミュージアムの受付のおねえさんに教えてもらった「貴船」へ入ります。財布が無事でほんとによかった! とまずは乾杯です。ここでは「うどんセット=うどんと握り寿司」を頼みました。 さて大山祇神社、なかなか歴史が古くて由緒正しいところだそうで、三島市にある三嶋大社とも関係が深そうです。Wikipedia → こちら境内にあるご神木の大楠は樹齢2,600年とか・・・奥には多数の武具甲冑が展示された宝物殿があるのですが、今回は時間の関係もありパスです。皇族を始め各界のお歴々の参拝の様子が飾られていて、いかにも格式の高い神社だとうかがい知れます。さていよいよ伯方島を目指して出発です。多々羅大橋の下をくぐって、朝方に走ったところをもう一度走ります。大三島から伯方島への「大三島橋」は、吊り橋ではありません。伯方島にわたるとすぐに「船折瀬戸」の展望台があります。潮の干満が激しいので、船が折れるほど急流や渦が発生するそうです。小さな漁船が漁をしています。この辺りで獲れる魚は、急流に身を揉まれて美味しいはずですね。今夜の宿はこの船折瀬戸の真ん前にありました。料理旅館「せと」 名前に違わずすばらしい料理にみんな大喜びでした。次々とおいしい料理が出てきます。二代目のご主人は京都の料亭で修行してきたとかで、なかなかのモノです。ぜひとももう一度訪ねたい宿です。そんなこんなで、赤と白のワインを2本空けて、サイクリング第二夜も愉快に更けていきました。走行距離 55.9 Km 走行時間 約3時間14分 平均速度 17.3 Km坂道が多くて、ちょっとキツイ二日目でしたが、美味しい食事で疲れも吹っ飛びました。 ・・・つづく・・・ (その2) ← (その3) […] - 今日の富士山
しまなみ海道 サイクリングの旅 (その2)
11/13いよいよ『しまなみ海道サイクリング』に出発の朝です。素晴らしいお天気で、今から思うと、かなり興奮していましたね。ろくに写真を撮っていません。今日の行程は尾道 → 向島 → 因島 → 弓削島 → 因島 → 生口島尾道から向島への橋(向島大橋)には自転車道が無く、一般道を走るのは危険なので、ホテルの前からフェリーに。8:45出発 通勤通学が終わった頃なので、フェリー乗り場は空いています。向島まで5分ほど。幅の広い自転車通行可の歩道が整備されているので快適です。30分ほど走ると最初に渡る因島大橋が見えて来ました。橋まで上りの専用道があって、しばらくギアを落として頑張ります。因島大橋は2階建てで、上を自動車が走っています。自転車道は緑色、左は原付バイク専用道。因島は造船の街、大きな街ですが中心部は道が狭く一般道を走ります。南の端まで下って、弓削島にフェリーで渡ります。じつはガイドブックに、弓削島のお好み焼き屋さんが美味しいよ、と出ていたので、ランチをそこでとろうとなった訳です。造船工場では「RESEACH」と大書した捕鯨船が整備中です。15分ぐらいだったでしょうか、上弓削港です。後で分かったのですが、もう一つ大きな港、弓削港があって、帰りはそちらにしました。弓削島は人口2,000人の大きな島で、となりの佐島と橋で繋がっています。海水浴場として有名だそうで、たしかにきれいな砂浜です。さてお目当てのお好み焼き屋さん。弓削島は行政上はもう四国愛媛県ですが、お好み焼きは広島風の焼きそばを乗っけるタイプです。GBさんもREさんも、大満足。地元のお客さん達と一緒に、楽しくおいしいランチでした。これは佐島と繋がっている弓削大橋(ここは通りすがりに見ただけ)帰りは弓削港から因島の土生港へ。大きなフェリーに自転車3台。変なもの(よく見ると船の船首部分みたい)を運んでいました。後で聞くと大きな船は各地の造船所で手分けして作り、それらを集めて巨大船に仕上げるのだそうです。さていいよ本日最後の橋、生口橋です。生口島から見た生口橋生口島は、かの平山郁夫さんの生まれた島。立派な美術館があります。ここを訪ねるのは、2度目ですが、しっとりと落着いた大好きな美術館です。瓦葺切妻屋根の平屋建の建物で、まるで木造建築のようですが、鉄筋コンクリート造だそうです。平山郁夫美術館HP → こちらカフェでゆっくりと午後のコーヒータイムを楽しみました。宿はすぐ近くのはずだからと、美術館を出たのが4時を過ぎていました。電話で場所を尋ねたのですが、どうも要領を得ません。途中で尋ねること3回、ようやく海のそばの民宿『一休』さんに到着です。まん丸な月が昇ってきました。お風呂の後はお待ちかねの夕食です。途中で買い込んだワインで、新鮮な魚を堪能しました。お二人とも刺身も天ぷらもだ〜い好き、とのこと。写っているのはたしか「おこぜ」ともうひとつは「???」 次から次へと出て来るので・・・そんなこんなで、サイクリング第一夜は愉快に更けていきました。走行距離 53.8 Km 走行時間 約3時間25分 平均速度 15.8 Km・・・つづく・・・(その1) ← (その2) → […] - 今日の富士山
しまなみ海道 サイクリングの旅 (その1)
思わぬきっかけで自転車(ロードバイク)を始めることになりました。昔々、社会人1年生のときに住んだのが田舎だったので、スポーツ車を買って、サイクリングの真似事をしました。それから40年近く経っています。ひょんなきっかけから最新のロードバイクを購入、一月も経たないうちに『しまなみ海道』です。今回のメンバーは3人。昨年秋に伊東のヨットハーバーで知り合ったオーストライア人のGBさん。彼は日本語堪能、メールも日本語でOK。シドニーと伊東と半々の生活(寒いのはイヤとのこと、なんとも贅沢な!)彼の友人REさんは前日シドニーから来日。REさんが向こうの雑誌で『しまなみ海道』を知って、GBさんに声をかけ、そして私にもお誘いがかかりました。それが9月の半ば、伊東の海をいっしょにセーリングした時でした。たまたま別の友人から、自転車が楽しいぞと聞かされた直後で、始めてみようかと思っていた時だったので、これ幸いと9月末、私の誕生日のお祝いに自分で自分にロードバイクをプレゼントしました。これまでのバイクのブログは → こちらさて、『しまなみ海道』 まっすぐ走り抜ければ尾道から今治まで80㎞hほど。一日でも走れる距離ですが、そんなもったいないことはしません。途中の島で二泊して、ゆっくり景色と風情とおいしい料理を楽しもうと計画を立てました。直前になって、REさんがロードバイクを日本で買いたい(持って来るのが面倒!)と言い出したので慌てましたが、インターネットのお陰で尾道で希望のサイズのバイクを手に入れる段取りもつきました。しかも尾道の『サイクルショップ・タカハシ』さんと懇意になることが出来て、今治の『門田サイクルショップ』さんを紹介してもらい、帰りは宅配便で自転車を自宅へ送り返すことが出来ました。おかげでその後の道後温泉、さらに私は倉敷の友人宅へ手ぶらで行くことが出来ました。11/12 バイクを輪行袋に入れて、熱海停車の「ひかりで西へ」天気も良さそうで期待に胸が膨らみます。新幹線では端っこの座席の後、福山からの在来線では、空いていたので座席に置かせてもらいました。尾道もいい天気です。予約しておいたグリーンヒルホテルのすぐ前が海で、向島へ渡るフェリーがひっきりなしに行き交っています。山側には天守閣のようなものが建っています。尾道城で検索してみてびっくり、現在は ”廃墟” ですって!なにやら似たようなことが、全国あちらこちらにあるみたいですね。Wikipedia → こちら頼んでおいたREさんの自転車を『サイクルショップ・タカハシ』に受取りに行き、イスの高さを少し調整してOK。ご主人は元競輪選手、伊豆の競輪学校で研修を受けたとかで、函南もご存知でした。自転車が好きで好きでたまらない、という方で「しまなみ海道」の走り方をいろいろ教えていただきました。REさんのバイクは、明朝ホテルまで運んでもらうことにして、帰りはぶらぶらと夕食の場所探しを兼ねて散策です。GBさんが尾道グルメマップ片手に、駅のインフォメーションやお店の人から情報収集です。数軒のお店の前にも行って様子をうかがいましたが、観光客相手の店は敬遠して、駅の反対側の居酒屋『いっとく』に決めます。ここは地元のサラリーマン達の集う居酒屋らしく、旨い、安い、雰囲気良し、と大正解。GBさんの嗅覚は素晴らしいものでした。飲んで食べておおいに盛り上がって、といっても私はREさんの云ってることはほとんどヒアリング不能でしたが・・・ホテルに帰って明日の準備、自転車を組立てからベッドに入りました。・・・つづく・・・(その2)へ → こちら - サイクリング・ロードバイク
オジサン5人で琵琶湖一周サイクリング (その4 近江今津〜草津)
5/13 昨夜のフナ寿司とお酒で、今朝も全員元気一杯です。 ホテルの朝食は今朝もバイキングですが、お値段の割には品数が豊富で、なかなか充実しています。 これはTKさんが選んだおかずです。 今朝もぱっとしない天気ですが、雨の心配はなさそうです。 ビジネスホテル「可以登」 実用的な良い宿でした。 8:15 出発 すぐに湖岸に出ます。 待合せ場所を「道の駅しんあさひ風車村」と決めて、私とGBさんはどんどん先を走りました。 15分ほどで到着、道路からほんの少し入り込んだ大きな風車の前で後続組を待ちますが一向に姿を見せません。 へんだな〜と思って道路の方を見ていると、NIさんが通り過ぎて行くのが見えました。 あわててケイタイをかけて引き返すように告げます。 他の二人はどんどん先に行ってしまった、とのこと。 そのうちに気がつくだろうと、しばらく休んでから3人で出発です。 10分ほど走ったところの道ばたでTKさんがしゃがんでいます。 何事かと聞いてみると、パンクです。 TKさん、ひたすら前を行くHHさんのあとを追っかけていて、なんか変だと気がついたらパンクだったとか・・・ 先に行っていたHHさんもケイタイで呼び戻して聞いてみると、てっきり先発隊が道路の上で待っているものと思い込んで、大きな風車が目に入らなかったようです!!! おまけに道ばたの地元の人に尋ねたところ、まったく逆の方向を教えられたようで、さらにどんどん先に進んでしまったとのこと、まさか故意に反対方向を教えた訳でもないでしょうから、きっとうっかりなのでしょうね。 無事パンク修理も終わって、さらに湖岸をどんどん南下します。 水の中に立派な鳥居が立っています。 近江最古の神社「白鬚神社」 この辺りは山がすぐそばまで迫っていて、交通量の多い道路そばの狭い道を走るので、走るのが怖いところでした。 […] - サイクリング・ロードバイク
オジサン5人で琵琶湖一周サイクリング (その3 長浜〜近江今津)
5/12 2日目は、長浜から湖北をぐるりと回って近江今津まで。 今日は少し上り坂もあり、走行距離も70㎞以上になります。 今のところ雨の気配はありませんが、予報では北の方はあまり良くありません。 お世話になったグリーンホテルの前で元気に勢揃いです。 せっかく来たのだからと、北国街道を通って黒壁スクエアへ 08:00 黒壁ガラス館で記念撮影 登校途中の女子中学生に写してもらいました。 さざなみ街道を北へ走ります。 雲行きが怪しくなってきて、少し様子を見ようと云うことで, 道の駅「湖北みどりステーション」で少し早めのコーヒータイムです。 北の山に陽が射しだしたので、大丈夫だろうと出発です。 今日いちばんの急坂、この坂を上り切るとトンネルが二つあります。 トンネルを出ると・・・ つずらお崎・菅浦へ向かって、クルマも来なくていい道なのですが、陽が射さないので空気が冷たく感じます。 菅浦の店は今日はみんな閉店中、コンビニで買ってきたお弁当を食べます。 菅浦から引き返して、海津大崎を走ります。。 ここは有名なサクラの名所。道路脇に気温表示があり、なんと『12℃』 寒いはずです。 15:30すぎ、近江今津まであとわずか、道路沿いにおしゃれな喫茶店を見つけてコーヒータイム。 : 薪ストーブが燃えている店内はなかなか落ち着きます。 いつものように Coffee […] - サイクリング・ロードバイク
オジサン5人で琵琶湖一周サイクリング (その2 草津〜長浜)
5/11 さて、いよいよ「琵琶一」に出発です。 初日は草津から湖東を走って長浜を目指します。 70㎞以上の距離ですから、長距離サイクリングが初めてのメンバーのことが気がかりです。 最悪の場合は、初日で引き返してもらうことも想定していました。 実際には、雨の中を78㎞も走りましたが、全員元気なものです。ホッとしたと同時にその体力に驚いたものです。 天気は好転しません。夜明け時から小雨が降ったり止んだり・・・ それでもドシャブリになることはなさそうなので、バイクを組み立てます。 小雨が降る中を8:10出発です。NIさんの家から2㎞足らずでもう「琵琶湖さざなみ街道」です。 幅もたっぷり、車道と完全に分かれていて安心です。 ヨットがとめてあったり、東屋があったり、お天気さえ良ければ・・・ むか〜し、息子たちが小学生だった頃に泊まったことのある「ラフォーレ琵琶湖」 10:40「水茎焼 陶芸の里」で Coffee & Cake 。 このあとも雨が降ったり止んだりの中を、ひたすら北へ向かいます。 彦根城に着いたのが午後1時を過ぎていました。 見学の前にまず昼食です。 ご存知「ひこにゃん」 インフォメーションで食事処を教えてもらって 四番町スクエアで近江牛のお店に入りました。 近江牛の石焼ビビンバ […]