1/04 レディバード号で初セイリング
「レディバードのTさんからお誘いを受けているけど、あさってどう?」とTKさんから電話です。
「よろこんで!」
ということで、駿河湾で初セイリングです。
Tさんのお友達の帆船アミ号、アルファ号もいっしょに大瀬神社へ初詣したあと、
沼津港に上陸してお昼をいただきましょう、というプランです。
帆船アミ号とアフファ号
ちょっとしたハプニングがあって、レディバード号は大瀬崎に上陸することができず、
残念ながら初詣は叶いませんでしたが、冨士山を見ながらのセイリングと沼津港での
海鮮丼を楽しみました。
レディバード号の係留地、静浦港、お山はフワフワ笠雲のようなものを被っています。
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もうみなさんお揃いで出港準備中です。5名で出港です。
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お隣りの静浦漁港へ立寄って帆船アミ号に新年のご挨拶です。
アミ号には15名も乗船とか・・・
大瀬崎でまたお会いしましょう、ということで先に出港です。
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北から程々の風が吹いて、穏やかなセイリングが出来ますが、何しろ北風ですから冷たいです。
そのうちにお山の笠雲がだんだん小さくなってきました。
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後から出てきたアミ号、セールを7枚も張ってきれいな姿を見せてくれました。
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近寄って冨士山を背景に撮影タイムです。
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そのうちに重須からもう一隻「アルファ号」もやって来ました。
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風が北から西に変わり、肌に刺すように冷たかった風が、ずいぶん暖かくなりました。
11時を過ぎて、すっかり雲がとれました。
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と、沖合にボードの上でオールを漕ぐ人を発見!
西に向かって懸命に漕いでいます。この寒いのに元気なものです。
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さてぼちぼち大瀬崎の湾内に入って係留しましょう、ということでエンジンを掛けます。
軽快にエンジン音を響かせて走っていたのですが、突然のエンジン停止です。
セルモータを回してみても空回りするだけで、爆発音は聞こえません。
燃料切れ?
ということで、ATさんと、若手のTさんが船内に潜り込んで調べます。
原因判明、燃料フィルターに来ている燃料パイプの留め金が緩んでいて、そこから燃料漏れを起こし、フェイルター内は空っぽとのこと。
金具を締め直して、手動ポンプで燃料を送り込みます。
が、カチャカチャとレバーを動かすのですが、30分以上がんばっても燃料がいっぱいになりません。
しびれを切らしてTKさんが、重須マリーナのメカニックTさんにSOSの電話です。
分かってみるとなんでもないことなのですが、レバーの押し下げ方が不十分だったのです。
ということで、アドバイスを受けたらものの3分で無事解決です。
おおかた1時間ほどもロスをしてしまったので、大瀬神社初詣は諦めて沼津港へ向かうことにしました。
初詣を終えたアルファ号とアミ号の後について水門「びゅうお」をくぐります。
水門の下をくぐるときには、マストをぶつけるのではないかといつも気になります。
さすがにお正月です、魚市場の前にも車がいっぱいです。
レディバード号はアミ号に横抱きにさせてもらいます。
上陸して食堂へ行こうかと思ったら、アミ号のT船長が出前をしてくれる店があるから、
一緒に頼みませんか?と声を掛けてくれました。
お店に行ってもたぶん並んで待つのでしょうから、出前をしてくれるのならありがたいことです。
ということで、30分ほど掛かったでしょうか、海鮮丼が届きました。
お客さんをいっぱい乗せて遊覧船が出ていきます。
きょうは海も穏やか、おまけに冨士山がクッキリですからみなさん大喜びでしょう。
先に食事を済ませていたアミ号が出港していきます。
レディバード号も少し遅れて15:30に出港です。
沼津港から港まで30分ほどの距離です。
風もほとんどない穏やかな海面なので、機走で無事帰港、新春初セイリングの終了です。
小さなトラブルがあって初詣こそ叶いませんでしたが、冨士山を見ながら潮を
かぶることもなく穏やかなセイリングを愉しむことができました。
今週末には、仲間の3艇、15名で戸田へ一泊の新春クルージングの予定です。
果たしてお天気はどうでしょうか?
強い西風が吹くと厳しいですね〜、想像するだけでも背筋が寒くなります。