- 今日の富士山
秋のロング・クルーズ(その6・最終)
9/23クルージング最後の日、きょうは熱海まで68海里を一気に帰ります。はたして風と潮流はどうでしょうか?結果はずっと北風で真上り、今年は黒潮の流れがいつもと違うようで、潮の恩恵もまったく感じられません。機帆走で頑張りましたが、熱海港に帰り着いた時にはもう20時を過ぎていました。14時間の長い航海、37ftという大きな船のおかげで、まったく身体は濡れませんでしたが、さすがに帰り着いた時にはホッとしました。05:00 起床 簡単な朝食を済ませて06:10 神津島港 出港振り返ると神津島の向こうから太陽が上がってきました。よく晴れています。1時間ほど走って振り返ると神津島の上に、すっかり日が昇っています。07:13:46真上りの強い風です。大きなドジャー(風防)のおかげで体が濡れることはありません。船は大きく傾き、時には30度を越える時もありました。09:02:075人が交代でウオッチをしながら、ひたすら北に向かって走り続けました。13:16:34強い北風がずっと止まず、船は大きく傾いたまま、足を踏ん張っているのも疲れます。稲取沖あたりからようやく風と波も少しおとなしくなりましたが、あいかわらず風は北から吹いています。17時を過ぎると一気に夕暮れです。大室山の頭が見えました。17:23:44川奈の灯台が見えると、「熱海まであと1時間、がんばれ!」と云う気になります。17:57:24風もおさまり静かなトワイライト・クルージング熱海の灯りが大きく見えてきました。19:44:2020:10 到着です。アイオイ号とル・パルナス号に乗り継いで、5泊6日のロングクルージング。台風の通りすぎた後、海況が心配でしたが、思った以上に穏やかになっていてラッキーでした。なんといっても、イルカに出会えたことが、いちばんの思い出に残ります。アイオイのKT船長、ル・パルナスのHH船長、楽しいクルージングをありがとうございました。クルーのみなさん、次回も楽しみにしています。(その5)←(その6)→(その0) - 今日の富士山
秋のロング・クルーズ(その1)
夏に行く予定だった三宅島・御蔵島、今回も台風でハラハラさせられました。今回、私とGBさんの二人は、往路はアイオイ号に、復路はル・パルナス号に乗せてもらいました。おかげで御蔵島へは2日連続で出かけて、2日目にみごとイルカウオッチングに成功しました。 9/18(金)怪しい天気です。夜明け時は雨が降っていました。台風20号は北東に逸れてくれたようですが、その影響で高い波が来るのではないかと心配です。さらに追い打ち、チリの大地震の影響で、津波警報です。朝のニュースは繰り返し注意を呼びかけています。まあ、大丈夫だろうとマリーナへ。回送のメンバーはサンデー毎日組のオジさん4人と休暇の取れた若者1名です。アイオイに初めてのMさんは、残念なことに明日から予定があるとのことで、回航だけの参加です。いつものロングクルーズ同様、大事な人間用の燃料を積込み、セールをセットして11:30稲取に向けて出港です。Windytyの予報では、東海岸沿いは風も波も穏やかなものです。案の定、港を出ても風がありません。ということでエンジンを掛けて、機帆走です。そのうちに青空も見えて、少しの間は日が射しました。波もないので昼食も走りながらです。そのうちまた空模様が怪しくなってきて、ポツポツと来ましたが、それでおさまりました。15:30 稲取到着今回の宿は歩いて5分の「民宿まえだ苑」民宿にしては立派な建物です。キンメ料理の美味しい宿だそうですが、今回は台風のために直前のキャンセルも予想されたので、素泊まりでお願いしていました。女将さんも若女将もとっても親切で、すっかりファンに成ってしまいました。部屋も温泉もとても清潔で、居心地の良い宿です。ひと風呂浴びてから部屋でかる〜く一杯です。外を見ると虹が出ていました。6時過ぎから夕ごはんを食べに外に出ます。10分ほど町の方に歩いて、前から目星をつけておいたお店に入ります。稲取はキンメがウリですね。というようなことで、おいしくて愉快な夜は更けてゆきました。夜も10時をだいぶ過ぎてから、現役組の3人が電車でやって来ましたが、明日が早いので、もう布団の中でした。(その0)←(その1)→(その2) - 今日の富士山
明日からロング・クルージング(その0)
今日は一日中雨が降っていました。明日からロング・クルージングに出かけるので、台風の動きが気になってなりません。Windytyで台風の進路予想を作ってみました。ずいぶん南のほうなので、直接台風の風を受けることはありません。ただ大きなウネリがあるのではないかと予想されます。たまに頭から潮を被るかもしれませんが、安全性に関しては心配ありません。7月に計画していた三宅島・御蔵島クルーズは、あいにくと台風で中止になりました。今回再挑戦です。3年前に三宅島には行ったことがあるのですが、その先の御蔵島は初挑戦です。18日は稲取まで廻航ですが、少し雨に降られるかもしれません。19日は三宅島まで長距離ですから、夜明けとともに出航予定です。前回は10時間で着きましたが、果たして今回はどうでしょう。色々調べてみたのですが、ヨットで御蔵島に上陸したという報告が見当たりません。港が狭いのか、あるいは底が浅いのか、ヨットの係留は出来ないようなのです。ということで、三宅島から日帰りで御蔵島へ行き、三宅島に二泊です。御蔵島をぐるりと一周する予定なので、運がいいとイルカに出会えるかもしれません。(その0)→(その1) - 今日の富士山
けさの冨士山
(最低気温 9.3℃ : 10.4℃ @ 06:30 )今朝の最低気温が10℃を下回りました。いよいよ冨士山の夜明けシーンが美しい時期になりました。05:34:04まだ雪は見当たりません。t05:47:04裾野に何やら光るものが見えます。05:54:53二合目にあるスノータウン・イエティの建物の窓ガラスが反射しています。右に観覧車が見えます。05:55:41 - 今日の富士山
秋のロング・クルーズ(その5)
9/22昨夜はイルカに出会った興奮からかちょっと疲れていたので、早く寝ました。おかげですっきり目覚めです。今日も良い天気です。今日の予定は、お隣りの神津島へのクルージングです。 キャプテンは航路データを確認中。朝食を済ませて08:45 出港です。たいして風も無く、のんびりと機帆走です。13:40 神津島港いつも停泊している岸壁はずいぶん高いので、特製の縄梯子をセットします。が、このあと、反対側の低い岸壁に移動したのでハシゴは使わなくても良くなりました。ただし、こちら側は波が打ち込んでくるので、風が強いと揺れが大きいのが難点です。ちょっと遅い昼食です。今日もHYさんがオシャレなパスタ料理を上手に作ってくれました。ル・パルナスでは、オーナーのHHさんも料理上手で、いつも食事を楽しませてもらっています。一休みしたあと、タクシーを頼んで食材の買い出しと「温泉保養センター」へ。この町営温泉は観光協会で割引券をもらうと¥800が¥600になります。露天風呂にはいってみると、インドから働きに来ているという青年たち6人と出会いました。品川のS社で半年ほど前からプログラミングの仕事をしているとのことで、みんな眼がキラキラしているのが印象的でした。船に帰ると、すぐに日が暮れてきました。風に吹かれながらの夕食は、いっそう美味しく、愉しい夜が更けていきました。明日は熱海に向けて出航です。 (その4)←(その5)→(その6)・・・近日公開 - 今日の富士山
けさの冨士山
(最低気温 10.9℃ : 11.9℃ @ 06:50 )今朝はずいぶん冷えました。 10℃を下回るのも間近でしょう。06:52:24ようやく天気が安定してきたようですね。週末から軽井沢へサイクリング旅行なのでホッとしています。 - 今日の富士山
秋のロング・クルーズ(その3)
9/20今日は御蔵島へ日帰りでイルカウオッチングです。片道15海里、2時間半ぐらいと見当をつけて朝食を7時半にお願いしました。いいお天気です。t08:50 出港です。港の外に出ると、波が立っていますが、スプレーを被るほどではありません。出港してから1時間、御蔵島が大きく見えてきましたが、低い雲がでています。御蔵島の港に入るつもりで近づいてみましたが、島に近づくにつれて波が荒くなってきました。初めての港にムリに入ることもないでしょう、とパスして島の西側に転進です。西伊豆のように絶壁が続き、細い滝がいくつも流れ落ちています。島に沿って西側に船を進めますが、海が荒れていてとてもイルカウオッチングどころではありません。ようやく静かなところを見つけてアンカーを落として、ランチです。今日は宿にお願いして、ご飯を炊いてもらい持ってきました。Kシェフがレトルトのカレーを温めてくれて特製カレーです。食後は泳ぎましょうか、となったのですが、みんなあまり気が進みません。元気なS嬢がひとり飛び込み、気持ちよさそうに泳いでいました。イルカに出会えず残念でしたが、14:30 帰路につきます。あいかわらず海は荒れていました。16:30 三宅島の港に帰り着くと、一日遅れで熱海を出港したル・パルナスが到着して、岸壁にもやっていました。ふるさとの湯でさっぱりしてから、今夜はル・パルナスもいっしょに総勢10名で「夕日にカンパーイ」です。t宿に帰って今夜も楽しい夕食です。というようなことで、三宅島の二日目の夜が更けてゆきました。アイオイは明日伊東に帰りますが、私とGBさんはル・パルナスに乗り移って航海を続けます。クルージングのハシゴ?です。 (その2)←(その3)→(その4) - 今日の富士山
けさの冨士山
(14.6℃ @ 08:00 )晴れていますが、風が吹いていて寒いですね。手前に低い雲が漂っています。07:01:42先週末から少し上の方でチェーンソウの大きな音がしていました。桜並木の枝の剪定で、薪にちょうどの太さです。作業の方にもらってもいいかと聞いてみると、どうぞ、どうぞ、ということなのでさっそく出動です。5回往復して、ひと山できました。 - 今日の富士山
10/03 狩野川でカヤック
10/03かねてから念願の狩野川でカヤックに乗ることができました。数年前に修善寺へのサイクリングの帰りに見つけた大仁のレストラン「レモントリー」のご主人と、自転車が縁で懇意になり、10日ほど前に食事に行った時に、カヤックに乗ってみませんか?と誘ってもらいました。古いものだけど3隻あるというので、ヨット仲間のTTさんに声を掛けて、狩野川下りを体験してきました。大仁からさくら公園まで、距離はおよそ7km5ヶ所ほど瀬があって、なかなかのスリルです。川下りのカヤックには、船底にキールがないので、直進するのも難しくすぐに回転してしまいます。両手でパドルを握りしめ、常にバランスをとっていないと、とても不安定です。白石島で乗ったシーカヤックには、小さなキールが船尾に付いているので、ずっと安定性があります。t鮎釣りの釣り人が居て、横を通り過ぎるときには気を遣います。釣り人の居ないシーズンが良いですね。 - 今日の富士山
けさの冨士山
( 17.4℃ @ 06:50 )今朝もよく見えています。06:05:00大きな雪渓は見つかりません。さて、白くなるのはいつごろでしょうか? - 今日の富士山
けさの冨士山
( 18.4℃ @ 07:00 )雲はありますが良い天気です。06:25:48今日はこれからカヤックで狩野川下りです。いつも自転車で堤防を走っていますが、水面から見るとどんな景色なのか楽しみです。 - 今日の富士山
秋のロング・クルーズ(その2)
9/19昨夜遅く来たキャプテンKTさんとシェフKさんを加えて総勢7名で約60マイル先の三宅島を目指します。台風の余波が気になりますが、海況は良くなる方向です。海に出てみると、予想以上に穏やかです。順調にセイリングを続け、三宅島の港までもう1時間もかからないというところで、なんとなんと「イルカ」の大群が出迎えてくれました。思いがけない出来事に船上は大興奮、うれしいハプニングでした。04:00 起床 04:40 宿を出てヨットへ天気も大丈夫、キャプテンは一番にヨットに向かっています。05:00 出港 まだ薄暗い中を稲取港をあとにします。風がないので機走です。1時間ほど走って昨夜買っておいたパンで朝食。出港後2時間、ようやく北東からの風が吹いてきました。ちょうど追い風なのでジェネカーを上げます。07:15:37利島08:00:127ノットオーバー、海面は穏やか、実に気持ちの良い走りです。新島の近くで、ぱたっと風がなくなってしまいました。仕方がないのでジブをおろして機走です。新島式根島台風の後なのでかなりの荒れた海を覚悟していたので、みんなホッとしています。まあ、ゆっくりしましょう、ということでワインを開けます。式根島と神津島の間を抜けると、またいい風が出てきて、快速セイリングです。ついに三宅島が見えてきました。ルアーを流してみましたが残念ヒットしませんでした。そしてハプニングです。突然誰かが「イルカだ!」と叫びます。イルカは御蔵島、と思い込んでいたので、みんな大騒ぎです。5ノットほどでセイリング中のアイオイ号と、まるで競争するように並走してくれました。並走したのは20分位でしょうか、まっすぐ御蔵島の方へ行くイルカと別れて、三宅島錆ヶ浜港を目指します。東京から今朝早く連絡船で着いていたT子さんが、出迎えてくれました。(撮影:T子さん)(撮影:T子さん)予定よりずっと早く15:00到着、ちょうど10時間の航海でした。 T子さん、今回の三宅島へは往路は連絡船で、復路をヨットで、というプランです。連絡船は朝5時過ぎに着くので、一人で島内観光をするために折りたたみ自転車を担いできました。新調したDAHONです。3年前にもお世話になった民宿さつきのおばさんが、クルマで迎えに来てくれています。ひとまず宿に荷物を置いて、ふるさとの湯へ。そして、恒例の夕日を見ながら「カンパ〜イ」そして宿に帰って楽しい夕食です。10時間のロングクルージングでしたが、穏やかな海とちょうど良い風に恵まれて、快適な航海でした。(その1)←(その2)→(その3)