伊東、熱海、初島の3つのヨットクラブが合同で行うレースです。主催クラブが持ち回りで開いていて、今年は初島が担当です。ということで、コースは伊東沖スタートで下多賀沖のマークを回って、初島ゴールです。わがアイオイ号は横須賀からベテランNさんとそのクルー2名にも来てもらって、総勢9名。なんとなんと、そのアイオイ号が参加26艇の中で、一番でゴールを切ったのです。ヨット用語では「ファースト・ホーム」といいます。26艇の参加、さすがにこれだけ多いと海面は賑やかです。09:30 北東の弱い風のもと、スタートです。風が弱い上に時々風が舞って方向が安定しません。まずはノーマルジブでスタートをして、ようやく安定してきたので新兵器の特大ゼネカーを張ります。前回のレースでは、うまく使えなかったので、少しセールサイズを小さくしてもらいました。このセールに替えてからジワリジワリと他艇を追い抜きはじめました。スタート90分後、さらに風が南に振れて来たので赤いゼネカーにセールチェンジです。左に見えるのが、バッカス号。コレがうまくいって宿敵(?)バッカス号に追いつき、ついには少し引き離して下多賀のマークを回りました。マークを回ると風はようやくまともに吹き始め、もういちど白い大きなゼネカーに取り替えました。初島横のゴールのマークがハッキリ見える頃には、バッカス号との距離は100mもなかったでしょう。近づいてきたり離したりとハラハラでしたが、とうとう振り切って25艇をうしろに従えてゴールです。いや〜ぁ、気持ちのいいものですね。イイ風が吹いてきたので、せっかくだから走りましょう、と1時間ほどお気楽セーリングを楽しみました。2時半からのパーティに間に合うように初島のマリーナに入ります。パーティはエクシブの8階少し時間があったので屋上に出てみます。会場には100人ほど、乾杯の後はまずは食欲を満たして・・・そしていよいよ成績発表もしかすると優勝か?と期待していたのですが、例のハンディキャップの修正で、優勝はお友だちのフェアーウインドウ号、アイオイ号は惜しくも準優勝でした。それでも栄えある「ファースト・ホーム賞」を獲得して、わがキャプテンは満面の笑みです。宿敵バッカス号には、これまで修正では、幾度か勝ったことはありますが、なにしろ31ftの船が40ftのレース艇にサシで勝ったのですから・・・ 時間差は51秒でした。ということで、今年のフレンドリーカップも無事終了。助っ人で来てくださったNさん、Sさん、Tさん、ほんとうにありがとうございました。