さて四日目、ようやく雨も上がりそうで、今日の予定はてんこ盛りです。
まずは、かねてからの計画の信楽へ輪行して、山を上ってミホ・ミュージアムへ。
じつはここを強く推薦してくれたKSさん、一緒に来るはずが彼の体調不良で、私だけの旅行になってしまいました。
ミホ・ミュージアムの建物設計は、ルーヴル美術館の「ガラスのピラミッド」、ワシントンのナショナル・ギャラリー東館で有名な建築家、イオ・ミン・ペイ
信楽駅からすこし上りますが、ミホ・ミュージアムからは草津のNIさんのお家まで、20km以上も長〜いダウンライドを楽しめます。
そして一度お家に帰って着替えてから、電車で琵琶湖の反対側、おごと温泉駅まで行き、KFさんと落合って彼のヨットへ行きます。
もう一人旧友TSさんも宝塚からやってきて、四人でヨットの上で宴会を、という趣向です。
信楽駅〜ミホ・ミュージアム〜NI邸
走行距離 32.6 km 走行時間 1時間59分
平均速度 16.4 km/h 最高速度 39.1 km/h
最高高度 432 m 累計上昇高度 326 m 累計下降高度 521 m
08:30
目が覚めたときは少し雨が降っていたようですが、今日こそは行かなくちゃ、ということで出発です。
草津駅まで1.5kmほど走って、駅前で折りたたんで輪行です。
JR草津線で貴生川まで行き、そこで信楽高原鉄道に乗換えです。
11時少し前に信楽駅到着
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たぬきと記念撮影をしていざ出発。
ミホ・ミュージアムまで8kmほど、少々上ります。
駅を出るとすぐに焼き物店が並んでいます。
程々の上り坂がずっと続きます。
この辺りではサクラがまだまだ残っています。
走ること50分ほど、目的のミホ・ミュージアムに到着です。
自転車を置いて、入館券を買って園内に入ると本館までゆるい坂の両側に見事な桜です。
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トンネルの入口が見えてきました。
なかなか幻想的なムードです。
出口です。
トンネルを出て振り返ると・・・雨がポツポツ
そして正面の階段を登ると本館建物です。
どことなくルーブルのガラスのピラミッドを思い出させます。
江戸時代の絵師、曽我蕭白(1730〜1781年)の描いた巨大な「富士三保図屏風」が
なんといっても迫力がありました。
その他いろいろな宝物のような世界各国の陳列品が多数
詳しくは → こちら
館内で1時間あまりを過ごして、レストランでちょっと遅い昼食、なかなかけっこうなお味でした。
13:50 ミュージアムを後にしますが、走りだして5分のところに三筋の滝です。
連日の雨のせいでしょうか、轟々と勢い良く流れ落ちています。
たしかに三筋の滝でした。
さて、あとはいよいよ長〜いダウンライドです。
空模様がちょっと怪しいのですが、まあ大丈夫でしょう。
草津の市内に入ってから、急に雨が強くなってきました。
それでも地元のNIさんの先導で、道を間違える心配がありませんから、気がラクです。
15:30 無事帰着 この頃には雨は大方止んでいました。
さて、この後にまだイベントは続きます。
濡れた服を着替えて、ひと休みの後今度はバスに乗って草津駅へ。
琵琶湖の南端を回って西側のおごと温泉駅へ。
駅前ではKFさんが愛車で待っていてくれました。
宝塚からクルマでやってくるTSさんと落合って、ヨットの置いてある雄琴マリーナへ。
ベネトウ ファースト29 フランスの船です。
陸置きですから船底はピッカピカ、まるで飛行機のタラップのような立派なハシゴが付いています。
船内はスッキリ広々、いいですね〜ぇ
まずは一杯とビールを飲んでから、つぎに持参のワインを開けようとして、ハタと困りました。
オープナーが無いのです。
そこで考えついたのが木ねじをねじ込んで引っ張りだすことです。
苦闘10分、無事に空けることができて、カンパ〜イです。
昔からアウトドアが得意なKFさん、こまごまと用意をしてくれて四人でナベ宴会です。
趣味を同じくする旧友と、ヨットのなかでナベを囲むなんて最高の幸せです。
NIさんと私は、今夜は草津に帰って明日また出直してくる予定でしたが、いい気持ちになって
帰るのが面倒になり、三人はそのままヨットに泊めてもらうことなりました。
ホスト役のKFさんは、そんなこともあろうかと、用心してアルコールフリーで我慢していたので、
無事クルマで帰って行きました。
というようなことで、四日目はそれまでの雨の鬱憤を晴らすかのような、内容の濃い一日となりました。