しまなみ海道 サイクリングの旅 (その1)

思わぬきっかけで自転車(ロードバイク)を始めることになりました。
昔々、社会人1年生のときに住んだのが田舎だったので、スポーツ車を買って、サイクリングの真似事をしました。
それから40年近く経っています。
ひょんなきっかけから最新のロードバイクを購入、一月も経たないうちに『しまなみ海道』です。

今回のメンバーは3人。
昨年秋に伊東のヨットハーバーで知り合ったオーストライア人のGBさん。
彼は日本語堪能、メールも日本語でOK。
シドニーと伊東と半々の生活(寒いのはイヤとのこと、なんとも贅沢な!)
彼の友人REさんは前日シドニーから来日。
REさんが向こうの雑誌で『しまなみ海道』を知って、GBさんに声をかけ、そして私にもお誘いがかかりました。
それが9月の半ば、伊東の海をいっしょにセーリングした時でした。

たまたま別の友人から、自転車が楽しいぞと聞かされた直後で、始めてみようかと思っていた時だったので、これ幸いと9月末、私の誕生日のお祝いに自分で自分にロードバイクをプレゼントしました。

これまでのバイクのブログは → こちら

さて、『しまなみ海道』 まっすぐ走り抜ければ尾道から今治まで80㎞hほど。
一日でも走れる距離ですが、そんなもったいないことはしません。
途中の島で二泊して、ゆっくり景色と風情とおいしい料理を楽しもうと計画を立てました。
直前になって、REさんがロードバイクを日本で買いたい(持って来るのが面倒!)と言い出したので慌てましたが、インターネットのお陰で尾道で希望のサイズのバイクを手に入れる段取りもつきました。

しかも尾道の『サイクルショップ・タカハシ』さんと懇意になることが出来て、今治の『門田サイクルショップ』さんを紹介してもらい、帰りは宅配便で自転車を自宅へ送り返すことが出来ました。
おかげでその後の道後温泉、さらに私は倉敷の友人宅へ手ぶらで行くことが出来ました。

11/12
バイクを輪行袋に入れて、熱海停車の「ひかりで西へ」
天気も良さそうで期待に胸が膨らみます。
新幹線では端っこの座席の後、福山からの在来線では、空いていたので座席に置かせてもらいました。

2008-11-12-1043082008-11-12-143752

尾道もいい天気です。予約しておいたグリーンヒルホテルのすぐ前が海で、向島へ渡るフェリーがひっきりなしに行き交っています。

2008-11-12-152044

山側には天守閣のようなものが建っています。尾道城で検索してみてびっくり、現在は ”廃墟” ですって!

2008-11-12-152051

なにやら似たようなことが、全国あちらこちらにあるみたいですね。
Wikipedia → こちら

頼んでおいたREさんの自転車を『サイクルショップ・タカハシ』に受取りに行き、イスの高さを少し調整してOK。
ご主人は元競輪選手、伊豆の競輪学校で研修を受けたとかで、函南もご存知でした。
自転車が好きで好きでたまらない、という方で「しまなみ海道」の走り方をいろいろ教えていただきました。
REさんのバイクは、明朝ホテルまで運んでもらうことにして、帰りはぶらぶらと夕食の場所探しを兼ねて散策です。

GBさんが尾道グルメマップ片手に、駅のインフォメーションやお店の人から情報収集です。
数軒のお店の前にも行って様子をうかがいましたが、観光客相手の店は敬遠して、駅の反対側の居酒屋『いっとく』に決めます。
ここは地元のサラリーマン達の集う居酒屋らしく、旨い、安い、雰囲気良し、と大正解。GBさんの嗅覚は素晴らしいものでした。
飲んで食べておおいに盛り上がって、といっても私はREさんの云ってることはほとんどヒアリング不能でしたが・・・

ホテルに帰って明日の準備、自転車を組立てからベッドに入りました。

2008-11-12-1845212008-11-12-205607

・・・つづく・・・

(その2)へ → こちら