額縁 その後

予報通り昨夜から雨。お昼を過ぎてもまだ降っています。

ということでちょっとだけ木工自慢を・・・

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お正月に、ミニ額にすてきなブローチを飾り付けた写真を送ってくれたYYさんから新たな発注です。

ブローチの額 597_resize1

2009-01-04 → こちら

今度はエジプトのブローチ(4×5センチ)

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もう一つはインドの「象牙の板に描いた細密画」(11×20センチ)

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ルーペで見ないと分からないぐらいの超精緻な絵です。
米粒に字を書くほどの技量を持った名人がいるそうです。

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厚さ2ミリ象牙の板(らしい)はすこし反っています。
あの丸い象牙からいったいどうやって作り出したのでしょうか、桂剥きのように薄く切り出してあるようです。
こちらは20年ほど前のインドのお土産だそうで、今となってはとても貴重お宝のようです。
ちょっと気になったので、象牙のことを調べてみると、1980年以降象牙の輸入は禁止されていたのですが、野生の象が増えすぎて、また一部解禁になっているようです。

ワシントン条約(絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)→ こちら

エジプトのブローチは、前面にガラス(アクリル板)を張った額縁に入れてほしいとのこと。
つまり奥行きのある標本箱のような形です。
すくなくとも10ミリほどは奥行きが無いとバランスがとれません。

いつものようにホームセンターに出かけて、材料の調達です。
24ミリ厚のケヤキの良い板を見つけました。
ずしりと持ち重りがして、重厚な感じが出せました。

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一方、インドの細密画の方は、色合いが合いそうなカリンで作りました。

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先日完成したのを送ったところ、お礼のメールと一緒にお家で飾ってあるところの写真も送ってくださいました。

コンソール-1_resize2

玄関の台-1_resize4

ピアノの上-1_resize3

こうして飾ってもらうと、なかなか見栄えがして嬉しいものですね。