「港を回れば日本が見える」

予報通り、昨夜遅くから雨が今朝まで続いていました。
昼前に上がって2時には陽が射してきました。これも予報通りです。
ということは、明日は素晴らしい天気になるハズで、タイミング良く伊東サンライズマリーナの今年最初のクラブレースです。

ヨットといえば、重須のヨットマン岡敬三さんが3月に本を出版しましたので、ご紹介します。

北海道から沖縄まで、2003年から2007年までの間にヨットで回った数々の港と、そこで出会った数多くの人たちとの交流の記録です。
さらに単なる記録に留まらず、どうして日本の状況がこんなになっているのか、その行く末がどうなっていくのか、名も無い僻地といわれる港の現状、そこに住む人々の様子から、うかがい知ることができ、海洋後進国日本を深く考えさせられます。

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ぜひご一読いただきたい本です。

『港を回れば日本が見える』 ヨットきらきら丸航海記
東京新聞出版局 ¥1,500(税込)
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光栄にも、私が撮影した「きらきら丸」出航の写真をカラーの最初のページに使っていただきました。
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きらきら丸さんのHPは、たいへんに中身が濃くて読み応えがあります。
全国の港を巡るヨットマンにとっては、『泊地情報』はバイブルともいえるありがたい存在です。
港の係留場所や、上陸してからの、たとえばスーパーや公衆浴場はどこにあるのか、等々が詳しく記載されているからです。
ご自分がヨットで訪ねたときの体験ですから、これほど頼りになるものはありません。

きらきら丸HP → こちら