伊豆大島島内巡り(4/29〜5/3)

滞在中、宿からワゴン車を借りることが出来たので、3日間、島内観光をしました。
訪ねた順番ではありませんが、左回りに紹介します。
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宿舎は波浮港から近い「ほっとセンター波浮
元『かんぽの宿』だそうです。波浮港は、湾内が浅いために大きな客船が入港できません。元町港、岡田港、飛行場とすべて島の北側にあって、クルマで3〜40分かかります。不便なところですから、きっとお客も少なくて、お荷物になっていたことでしょう。GWでも満室にはなっていませんでした。筆島
波浮港から島の東周りで行くとすぐのところです。
海の中に凛々しく突っ立っている浸食に耐え抜いた岩柱。海面から5〜6mほどでしょうか。手前は海水浴場。
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裏砂漠
噴火口の東側に当たります。元町が街の中心地ですから、そちら側(西側)には表砂漠があります。
昔々、私が小学生だった頃の事件です。「もく星号墜落」の慰霊碑が建っていました。昭和27年4月9日とのこと、漫談の大辻司郎さんが亡くなったことを覚えています。
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椿園・椿資料館 園内の椿の種類がなんと450種
ベストシーズンは3月頃、今はほんの僅かぽつりぽつりと花をつけているだけです。小雨が降って園内は我々だけの貸切り状態でした。
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桜株( 国の特別天然記念物)
樹齢800年ともいわれているそうです。オオシマサクラの古木です。姿はもうヨボヨボですが、いまでも春には花を咲かせるそうです。
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三原山火山口
クルマはここまで、お鉢巡りの登り口です。
残念ながら今回は天候不良で、登れませんでした。
したがって、写真もナシ。

火山博物館
立派な建物で内容も充実 20年前の三原山噴火の映像が生々しく放映されています。
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ぱれ・らめーる(貝の博物館)
建物は元ユースホステルとかで、火山博物館と比べるとずいぶん貧弱だが、内容はたいへんに立派でした。
もともとは草刈さんという方のコレクションだそうです。
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郷土資料館
火山噴火の歴史や伊豆諸島の様子がよくわかる展示館。
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説明をしてくれたのは、まるでテレビ番組の『人生の楽園』の主人公のように、5年前に大島に移住してきたMさん。大島が好きでたまらない様子で、解説にも力が入ります。
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隣には古民家が保存されています。囲炉裏を囲んで一杯やりたい気分。
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千波地層切断面
道路を造るために山裾を削り取った跡。
噴火のたびに薄い層が積み重なっている様子がクッキリ。
まるで巨大なバームクーヘン。
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製塩所
海水をくみ上げて、天火干しで塩を作る巨大な設備。
昔、播州赤穂の砂浜には、たくさんの塩田があったことを思い出しました。
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ぷらっとハウス(島の特産物直売所)
たくさんの花が安く売られていましたが、持って帰る訳にもいかず残念。
「塩アイス」を食べてみましたが、その美味しいこと、☆☆☆でした。他にはアシタバアイスなどもありました。
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すぐ隣に牧場があり、牛が寝そべっていました。
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かあちゃん食堂(元町港)
当てずっぽうで入った食堂。漁師のご主人が穫ってきた魚を奥さんが料理して出すという、典型的な港の食堂。
メンバーの一人は『くさや定食』を注文。すぐに調理場から臭ってきます。一切れ貰いましたが、さほど美味しいとは思わなかったのは、日本酒がなかったからでしょうか。
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ところで、この『かあちゃん食堂』には後日談があります。
なんと、7日(日)の昼のテレビで「かあちゃん」ご本人が登場し、くさや定食を説明していました。!!!

オミヤゲは、「ぱれ・らめーる」での『ヒオウギ貝』と製塩所の『海の精』でした。
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なお伊豆大島のくわしい案内はこちらへどうぞ
大島町役場HP
大島観光協会