先週の15日に、奈良唐招提寺の近くにお住まいの洋子さんからメールとともに、
當麻寺での練供養会式の写真を送っていただきました。
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當麻町は私のふるさと、昨日(5/14)當麻寺の練供養会式がありました。
日曜日と重なり大変な人出でした。
子供のころはこの日の学校半ドンが嬉しかったものです。
西塔 天平時代当時の西塔・東塔が揃って現存するのはここ當麻寺だけです。
東塔の写真は木々や電線や建物に阻まれて撮れませんでした。奈良時代に、このお寺で出家し29歳で生身のまま成仏したと言われる中将姫の命日に当るこの日に、本堂(曼陀羅堂)を西方極楽浄土に見たて、東の娑婆堂を人間世界に見たてて100mの掛け橋(来迎橋)が渡されます。
極楽浄土(西)から二十五菩薩に扮した人たちが、介添役に付き添われてこの橋を歩いて娑婆堂(東)に進み、折り返し中将姫を蓮台に乗せて浄土へ導くというもので、他にはあまり類を見ない珍しい行事です。
菩薩に扮した方が手にしている小さい仏さまが浄土へ導かれている中将姫です。
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さすがに古都奈良ですね。こんな故郷を持っている洋子さんが羨ましいですね。
洋子さんいつもありがとうございます。