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最終日、いよいよ最北端「弾崎灯台」へ行きます。
ここへの道がかなりの上り坂だと知っていたのですが、宿のご主人によると「トライアスロンの選手たちにも一番の難所とかで、下から見るとゼットの字に見えるので『ゼット坂』と呼ばれている」とか・・・
走行予定距離は 60kmぐらい と一番短くなるハズです。

当初から最後の日の天気が心配でした。
週間予報では木曜日はずっと「曇り時々雨」
ところが近づくにつれて傘マークが消えました。
5:40 朝の東の空です。
雲はありますが隙間からちょっとだけ陽も射しています。

そして朝食、今朝も朝からスゴイ種類と量です。
大きな茄子の田楽、おいしいですね〜ぇ。

大好きなイカ刺し、茶碗蒸しまでついています。
お〜っ懐かしい、ヤクルトも・・・
定刻 8:30に曇り空の元を出発です。
なぜ定刻 8:30 になっているかというと、「おひさま」を見るからです!

Z坂まで15㎞ほど、のどかな道が続きます。

こんな奇岩が飛び出したりしています。

正面にいよいよZ坂が見えてきました。

Z坂に至る途中に、右手から滝が流れ落ちていましたが、坂道なので自転車を止めずに通り過ぎます。

きつい坂は5分ほどで上り切り、しばし休憩です。



海府大橋を過ぎるとなだらかな道が続きます。
柿の木が一杯に植わっています。


段々田んぼ、ここなら田毎の月が眺められますね。

HHさん、自転車は快調。
昨日の事故がこんな処で起きていたら、とゾッとします。

陽も射してきて、大野亀が見えてきました。


大野亀にはロッジがあって、ちょうど観光バスが着いたところで、ちょっと混雑していました。大野亀に上る人も居ます。



ロッジから10分ほどで最北端の弾崎(はじきさき)灯台です。
「喜びも悲しみの幾年月」の舞台になったそうで、大正8年(1919年)設立。


どうした訳かNIさんとHHさんがやってきません。
うっかり通り過ぎたみたいですね。
下り坂ですから、いっきに走り降りたようです。
ケイタイに掛けて、帰ってきませんか?と云ってみたのですが、ずいぶん下ってしまったようで、今更もう一度坂道を上って来る元気は無いようです。
と云うことで二人で記念撮影をしてから、坂を下ります。

やがて、二人に追いついてしばし休憩の後、残り25㎞ほどなので、一気に両津まで帰って昼食をとることにしました。

ずっと平坦な道で、クルマはまったく来ません。
走ること1時間ほど、ちょうど1時に両津港に帰ってきました。

さてお昼は何処にしましょうか?と探して歩くうちに、店の前で客引き(?)をしている元両津小町に絡めとられて、一軒の居酒屋風の店に入りました。


ということで、まずは「佐渡島一周」無事完走を祝して カンパ〜イ !!!
ビールが充分冷えていなかったりして、ちょっとムッとしましたが、まああまり冷たくない方が身体にいいんだ、とか云いながら勝手にワイワイ・・・

イカダンゴなるものをツマミにしながら、3日間を振り返ります。
そのうちやっぱり日本酒だね、となって・・・
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1時間以上もウダウダと過ごしてもまだフェリーの出航まで1時間半もあります。
ということで、私とGBさんは加茂湖まで軽くポダリングです。
雨がポツポツときましたが、すぐに止みました。
一周道路は無いので、近くで湖畔に出れるところを探して行ってみると

トキならぬハクチョウが2羽ノンビリと遊んでいました。

と云うことでフェリー乗り場で落ち合って16:05の新潟行きに乗船です。
今日も空いて居ます。

客室でゴロゴロしたり、ラウンジでコーヒーを飲んだりして2時間半を過ごしました。

新潟港につくと、もうあたりは少し薄暗くなっています。

いそいでホテルに帰って、すぐに自転車の片付けです。
元のように3台をクルマに納めて、NIさんはまたヤマト便で送り返します。

チェックインを済ませて、シャワーで汗を流して、さて夕ご飯は何にしましょうか、と夜の町に出かけます。
なにしろ3日間おいしい魚をいっぱい食べてきたので、困りました。
ウロウロと古町を歩いて、結局はフロントで教えてもらったお店に入りました。
それなりに美味しかったのですが、佐渡の魚に比べると、どれもこれも、「まあ悪くはないね」です。
と云うようなことで、新潟の夜は更けてゆきました・・・
・・・・・・
本日の走行距離 66.7km + 2.5km(新潟市内)
佐渡島一周 230 km + 2.5km x 2(新潟市内) = 235 km

