静浦湾でなんども姿を見かけていましたが、今回TTさん(Amiヨットクラブ会員)のお陰で、湾内クルージングに招待され、あこがれの帆船に乗せていただきました。
(photo approved by tamari )
2011-04-06 アミ号と遭遇 → こちら
TTさんは前夜から友人3人を別荘に招いて、豪華舟盛りパーティだったとか・・・
朝8時にTTさんのお家に伺って車に乗せてもらい、今朝到着のお一人を函南駅で迎えて総勢6人、2台で静浦港へ向かいます。
帆船アミ号では、溜(たまり)船長ほか3名のクルーが準備を整えて迎えてくれました。
クルーとゲストの紹介、そしてよく冷えたワインで乾杯の後さっそくに出航です。
空も晴れ渡り絶好のクルージング日和です。
港を出るまでしばらくはエンジンで走ります。
セールを上げる前、たくさんのロープが張り巡らされています。
沖出しをしてから、いよいよセールを上げます。
なにしろセールがたくさんありますから、溜船長の指揮の下、みんなでかけ声に合わせてロープを引きます。
これが帆船のいいところですね。
ゲストも、一緒にみんなで力を合わせて船を走らせているという一体感が素晴らしいところです。
ブームのついた大きなセールを2枚、前の三角セールを3枚、そしてメインマストのてっぺんに1枚、合計6枚のセールを張りました。
さすがに 艇長 55ft(約17m)もある船はどっしりしています。
東の風、風速3〜4mでしょうか、エンジンを止めると一切の振動が無くなり、悠々と進みます。
そのうちに船長がなにやら怪しげな旗を上げだしましたよ。
これぞ静浦湾では有名な海賊船の旗です。
なんでも清水の海上保安庁も公認(?)とか・・・
大きな波もなく穏やかな海です。
沼津の浜辺からウインドサーフィンが凄いスピードで追っかけてきて手を振ってくれたり・・・
セーリング中のヨットも近づいてきました。
アミ号は静浦湾の人気者です。
大瀬崎の灯台まで行って、ちょうどお昼です。
そろそろご飯を食べに帰りましょう、ということでUターン。
今度は向かい風で、いっそう快適な走りです。
重須の隣り木負(きしょう)のポンツーンに船を着けて上陸します。
道路を挟んですぐ前の「山善」で昼食です。
当然のことながら、みなさんは海鮮丼だとか山善定食だとか魚中心のメニューを注文しますが、前日も石廊崎で刺身を堪能している私は、「さざえカレー」など注文してみました。
なかなか結構なお味でしたが、10人のうち最後に出てきたのはちょっと・・・
さて、食後のコーヒーもいただいて、船に帰るともう3時を過ぎていました。
木負は以前スカンジナビア号の係留してあったところです。
その昔、ホテル、レストランとして営業していたので、そこに泊まったことがあるよ、などとオジサンたちは思い出話に盛り上がりました。
在りし日のスカンジナビア号 → こちら
帰りは淡島の東側を通り、15:50 静浦港に戻りました。
溜船長、クルーのみなさん、たのしいクルーズをありがとうございました。
溜船長はボランティアの方達と一緒に、毎年多数の子どもたちに乗船の機会を提供しているそうです。
日本は回りを全部海に囲われているのに、多くの人は海を知りません。
ぜひとも子どもの時に、ヨットの体験をして欲しいものですね。
海の楽しさを知らずに大人になった方々、今からでも遅くはありません。
Amiヨットクラブには34ftのヨットもあって、これまで一度もヨットに乗ったことのない人でも、基礎から教えてもらえます。
TTさんはココで教えてもらって、船舶免許も取りました。
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Ami号のセーリングの様子(YouTube) → こちら
Ami号はチャーターヨットとして借り切って利用することもできます。
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