11/06 雨の日の品定め

金曜日にHHさんから連絡があり、新しい自転車仲間ができた、とのこと。

新しいお仲間、THさんは都内にお住まいの現役組。
HHさんの熱海別荘マンションのすぐ隣に、やはり別荘マンションをお持ちで、つい最近、自転車が取り持つ縁で知り合ったそうです。

日曜日に一緒に走りましょうよ、ということで、それではTTさんも誘ってみましょう、と4人でサイクリングの予定でした。

ところが、あいにくの雨。

走ることは諦めて、急遽TTさんの別荘に集合して「雨の日の自転車談義」と相成りました。

話を聞いてみると、THさんは我々のような「にわかサイクリスト」とは大違い、若い頃から自転車で全国を走り回ったそうで、根っからの自転車趣味人です。

とくに昔のタイプの自転車、ランドナーが大好きなのです。
すでに何台かお持ちのようですが、こつこつと古い部品を集めて、つい最近も新しく1台完成したそうで、じつはこの日がデビューだったのです。

ということで、そのご自慢のランドナーをHHさんのクルマに乗せて、TT邸にやってきました。

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さっそくホビールームに運び込んで、話を聞きます。
フレームは数年前にヤフオクで落札したもの、その他の部品も随分前から集めてきたもので、すべての部品についての、その入手の経緯が面白いのです。
ライトも昔のもので、タイヤに擦りつけて発電するダイナモが付いています。

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現在我々の持っているロードバイクは、車体はアルミとカーボンですが、昔のタイプは鉄(クロモリといってクロム・モリブデン鋼)です。
直線的で、すっきりと細くてシャープな感じが一番の特徴。
ただし、アルミやカーボンにくらべると、少し重くなります。

HHさんはすっかりランドナーの虜になっています。

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私も昔の機械モノが大好きですから、大いに興味があります。
クルマにカメラ、そして自転車も、すべて職人さんが手作りで造りあげた機械モノは、ほんとうに美しい!!!

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なんと、HHさんは今でも入手できるランドナーを、ネットで探しまわって、ついに発注したそうです!!!

う〜ん、おおいに揺さぶられますね・・・

バイク仲間のOKさんが、昔々の学生時代にこれに乗って北海道を走ったという「ゼファー号」
こちら をどうぞ

<ランドナーとは>
まだ道路が舗装されていなかった時代、70〜80年代に一世を風靡した長距離サイクリングに適した自転車のタイプ。
非舗装道でも安定して走れるよう、キャンプ道具など重い荷物を積んで走れるように、太いタイヤが付いています。
荷台やライト、泥よけカバーも付いていて、必然的に重くなってしまいます。