4/16 五日目、今日はいよいよ琵琶湖でクルージングです。
お天気も大丈夫でしょう。
陸置きのヨットで泊まるのは初めての経験です。
当然のことながら揺れないのでぐっすりです。
いつものように5時過ぎには目を覚ましましたが、NIさんは朝が遅いタイプです。
ベッドの上でiPadを開いて、天気予報の確認、メールやFacebookなどをチェックしながら
ウダウダと時間を潰します。
6時半になったので起きだしてマリーナの中を散歩です。
モヤっていて対岸は見えません。

本日のおおよそのセイリングコースです。

おしゃれなクラブハウスです。

ヨットの上げ下ろしはフォークリフトではなくて、立派な装置が備えられています。
頑丈な台座に船台ごと船を運んで、そのまま沈めると船が浮かぶ、という方式です。
淡水だからサビの心配が少ないのでしょうね。
海水だとメンテナンスの点で、この方式はムリでしょうね。

8時過ぎにはKFさんが朝食を持ってきてくれました。
奥様手作りのサラダの美味しかったこと!

いよいよ船を下ろして出港です。

ソロリソロリと船が水面に降りていきます。

09:40 出港です。 正面に見えているのは湖水の監視塔だそうです。

ほどなく左手に浮御堂が見てます。

そして琵琶湖大橋でが近づきました。
手前に見えるのは、「えり漁」と言われる伝統的な漁法の仕掛けです。

琵琶湖大橋を越えていよいよセイルをあげます。

東から良い風が吹いていて、5ノットで帆走です。

1時間ほどセイリングを楽しんで、さてお昼にしましょう、ということで湖上を漂流しながらランチです。
左手には雪が残った比良岳が見えます。

のんびり1時間ほど過ごして、せっかくだから沖島へ上陸してみましょう、ということで湖東へ進路をとって機帆走です。

KFさんが一度入港したことがあるとのことなので、安心して進みます。

小さな船に横抱きで係留して上陸です。

サクラはもうすっかり散って居ます。

本土(?)とは連絡船で結ばれています。

途中、漁協のおばさんに教えてもらって島の東側の海岸線へ
ここのサクラもすっかり散っていましたが、1週間前ならさぞかし見事な桜のアーケードだったことでしょう。

沖島探検を終えて、母港に向かいます。

マリーナでは、係の人が待ち構えてくれて、誘導してくれます。
まっすぐ入ればちょうど船台の上、17時ちょうどに無事帰港です。

これで、今回の一番の目的だったKFさんのヨットで宴会と琵琶湖セイリングが無事終了です。
KFさん、心のこもったおもてなし、ほんとうに有り難うございました。
お陰で旧友との楽しい琵琶湖の旅を満喫出来ました。
この後、TSさんのクルマに乗せてもらって、3人でNIさんのお家へ。
琵琶湖大橋経由で30分ほどです。
クルマを置いてバスで草津駅に出て、駅前の居酒屋でまたまた楽しい夜を過ごしました。
4/17
もう6日目です。ぼちぼち帰らなければ、ということでTSさんのクルマで、横浜に帰るNIさんと二人、草津駅まで送ってもらいました。
TSさんは、宝塚に帰るのではなくて、マイヨットを置いてある伊勢の英虞湾へ行くとのことです。
また夏にはどこかの海で一緒に遊びましょう、と別れました。
NIさんは新横経由なので、ひとつ早い「ひかり」で、私は三島停車の「ひかり」で帰りました。

お天気に祟られましたが、それでも琵琶湖でセイリングができたし、ミホ・ミュージアムへのサイクリングもできたので、上々の旅でした。
なにより三人の旧友たちと楽しい時間を持てたのが、嬉しかったですね。
彼らとはきっとまた近いうちに会えそうな気がしています。