セーリング 戸田(へだ)港

朝から曇り空、昼過ぎには雨です。夕方には上がりましたが、夕焼けが見えるほどには回復していません。

ということで、今日のピンチヒッターは9/02の重須でのセーリング。
お天気もいいし風も良さそうだ、ということで仲間の船と戸田(へだ)の港で待っていますから、むこうで一緒に昼飯でも食べましょう、と我々二人は先に出航しました。
穏やかな海面、適度の東風で快適にセーリング。うっすらと富士山も見えました。
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いよいよ大瀬崎も近づいて、少し風が弱くなってきたので、機帆走で行きましょう、ということでセールを張ったままエンジンをかけます。
ところがしばらく走るとエンジンからピーと甲高い警報音が鳴ります。
これはエンジンの冷却水が回っていなくて、このままにすると温度が高くなって危ぶないですよ、という危険信号です。
クルマのエンジンは、エンジンとラジエーターの間で冷却水を循環させて、冷やしますが、船の場合は常に海水を汲み上げていて、エンジンを冷やした海水は捨てています。
この海水を汲み上げるためのポンプの羽根が、シリコーンで出来たインペラーという羽根車です。
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いつも高温で海水にさらされているので、通常1年位で新品と交換しています。
どうもそれが傷んだようです。幸い予備のインペラーは積んでありましたが、走りながらというのは、ちょっと無理があります。
ということで、先日から何度も来ている大瀬手前のブイに船を係留して修理することにしました。
帆走で近くまで行き、最後は無理を承知でエンジンを回して接近しました。
ロープでブイにつないでから、TKさんは船室に入ってエンジンの分解です。

カバーを外すとエンジンはまだ熱くてとても触れません。
30分位冷ましたでしょうか、ようやく数カ所のネジを外してインペラーを取出して新しいのと交換します。
停泊中の船内はひどい熱さで、TKさんは汗びっしょりになりましたが、無事修理完了です。

電話で連絡を取ってみると、戸田で落ち合おうといっていたOさんは、既に湾内に着いてブイに繋いだところだとのことです。
機帆走で戸田に急ぎます。
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戸田の港はまさに天然の良港です。
Oさんの船に並べて停泊して、いっしょに遅い昼食&宴会です。
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2時間あまりのんびりして、帰りは2艇が前後して写真を撮り合ったりしながら帰ります。
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重須に帰り着く頃にはすっかり日も落ちて、夕闇が迫っていました。
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