12/19 RoseTableMのオーナーATさんのお誘いを受けて、重須へ出かけました。
初日はお仲間のGreenTurtle号と一緒にセイリングを楽しむ予定でしたが、ジブファーラーの故障で古宇のマリーナに緊急入港。
無事修理を終えて、午後からはSelaph号とも一緒になり、3艇でセイリングを楽しみました。
GreenTurtle号とSelaph号
お天気が良いのでポンツーンは満杯、GreenTurtle号を横抱きにして出港準備です。
10:00 出港 冨士山が頭を出しています。西から弱い風が吹いています。
前を行くGreenTurtle号
さあセイリングを開始しましょうと、ジブファーラーを開こうとするのですが、いくらロープを引っ張っても開いてくれません。
30分以上もがんばったのですが、とうとう諦めて近くの古宇マリーナに入って修理をすることにしました。
ポンツーンに近づいてみると、運良く面識のあるクラブのHS会長が来ていらっしゃったので事情を話して停泊させてもらいました。
古宇マリーナからは富士山がよく見えます。
さて、ジブファーラーの修理です。
GreenTurtle号のクルーのMWさん、体重が軽いから・・・ということでマストに登ってもらうことになりました。
数人がかりでウインチを巻いて、ボースンチェアにまたがったMWさんがマスト伝いに上っていきます。
13mの高さですから、少しの揺れでも大きく増幅されます。
故障の原因も分かり、ジブセールがスムースに開くようになりました。
GreenTurtleの船長HNさんの的確なアドバイスのおかげで、無事修理完了です。
かれこれ30分もマストのてっぺんで揺られたので、修理を終えて下に降りてきたMWさんは、暫くの間はグッタリ横になっていました。ほんとうにお疲れ様でした。
2艇で賑やかな食事を楽しんで、14時少し前に出航です。
いつのまにかセラフⅡ号が東から近づいていました。
ということで、3艇でタックを繰り返しながら大瀬崎方向へセイリングを楽しみました。
日暮れが早いので、14:30には反転して重須へ向かい、15:20に重須に帰港です。
ポンツーンに係留し、温泉に行きましょう、と準備をしていると流し台の方で賑やかな声です。
なんでもGreenTurtle号の係留場所に沈めてあった仕掛けの網の中に、たくさんのカワハギとタコが一匹入っていたそうなのです。
HN船長さんやベテランクルーたちが、タコとカワハギを捌いてくれて、今夜のおかずにどうぞ、とたくさんいただきました。
GreenTurtleのみなさんと別れて、オーナーのATさん、若手のHKさんと3人でヨットにお泊りです。
まずは伊豆長岡の「ホテル天坊」で温泉に入り、帰りにスーパーで今夜と明日の食材を仕入れました。
ATさんが前日、出張で三重に出かけていて、松阪牛をおみやげに買ってきてくれましたので、夕食は豪華松阪牛のしゃぶしゃぶです。
いや〜ぁ、おいしかったですね〜!!
食後は、ロバート・レッドフォードのヨットでの遭難物語「All is lost」をDVDで観ました。
ヨット乗りには、ところどころ?な点もありましたが、現実に起こりうることだけに怖いお話ではありました。
ということで、ベッドに入ったのはもう12時を過ぎていました。
海も穏やかで揺れもまったく無く、暖房のきいた船室で朝までぐっすり眠りました。
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